以前、書いた赤レンガ倉庫に関するエントリーに対してにわかにコメントを頂いている。

王子と十条の間に位置する赤レンガ倉庫に昨日ふと足を運んだ。

三月前は確かに無防備に開かれていた門戸には、しっかりと工事用のフェンスが張られていた。
だんだんとその日が近づいているのだと実感させてくれる。
恥ずかしながら、この場所を知ったのはこのブログをはじめてからだ。
ただ、何より今、自分が生まれた街に強く関心を持てた事を誇らしく思う。それは、この工廠あってのことだ。

そこにある建物に説明書きなど要らない。
確固たる存在が人々の意識に影響を与えて、この街の歴史の記憶をとどめてくれるから。
誰かが興味を持って、この街や建物の所以を掘り返すきっかけになる。この赤レンガの工廠が街から完全に消えた時に、一体何がこの街の歴史の語り部となるのか。考えただけでも寂しいことだ。

解体のお知らせ。

七月末日から解体が始まる。










ところで、今日はもう一つ、三信ビルの様子を覗いた。
テナントが出尽くした日比谷通り側の出入り口は封鎖され、
エレベーターホールを境にパーティションが敷かれていた。

もうあの美しい吹き抜けは以前の姿とはかわってしまった。

まだみる事が出来るこの二つの物件、
早めに見に行く事をお勧めいたします。