東京カフェマニア」は、カフェ好きの人なら一度はのぞいたことがあるサイトだろう。

東京や全国のカフェの紹介からカフェの求人情報まで載っている、まさにカフェ情報のポータルサイトだ。メニューや価格なども記載されているけれど、グルメサイトとは違い、カフェオーナーへのインタビューや、訪れたときの筆者の心持ちなどが丁寧に綴られていて、「心からカフェを愛する人が作ったサイト」なんだなあと思えるのがうれしい。

私の大好きな喫茶本に、東京カフェマニアの運営者、川口葉子さんの「カフェの扉を開ける100の理由」というのがある。
サイト同様、お店の人の物語や町の物語と一緒に語られていて、カフェ紹介でありながら、短編を読んでいるような気持ちになる。 (そしてピンときたのは、、「この人村上春樹が好きなんじゃないかな」とういうこと。文章の感じや、写真やレイアウトを含めた全体的な雰囲気がそう思わせた。
そう思っていたら、こんな文章が出てきた。 「羊男は、夢先案内猫のしっぽのあとについて旅に出た」

また、私にとっても印象深い、黒磯にあるカフェ「1988 CAFE SHOZOが、この本の冒頭に、多くの頁をさいて書かれているのが嬉しい。本当に、この本と川口さんの感覚には共鳴する箇所が多い。
この本に書かれたカフェを訪れたくて旅に出て、素敵な出会いをしたこともある。そんな経験をまたしたくて、また旅に出たくなる。 

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カフェの扉を開ける100の理由
2006年・情報センター出版
著:川口葉子

※その他、私の好きな川口葉子さんのカフェ本。 

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東京カフェマニア
2001年・情報センター出版

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カフェとうつわの旅 あたらしい和のかたち
2008年・青山出版社

東京カフェマニア
http://homepage3.nifty.com/cafemania/