神楽坂といえば、日本情緒が溢れる街でありながらフランスのような雰囲気も持ち合わせる上品な街、というイメージを持っている。
しかし訪れた日はゴールデンウィークの真っ最中。人ごみでそんな雰囲気を味わう余裕はなかった。汗ばむような陽気の中、ふらふらしながら坂をのぼっていく。
神楽坂は石畳の路地も素敵なのだけれど、今日は狭い路地にまで観光客があふれていた。路地散策は諦め、ひたすら神楽坂をのぼり、毘沙門天を過ぎ、目的地である「マンヂウカフェ 麦マル2」というカフェに向かう。
満席だったけれどなんとか入り込むことができた。古い日本家屋の二階の座席、女の子3人組と相席だった。ひとりでのカフェでの相席はちょっと落ち着かない。だって、相席の客の話をものすごく聞いてしまうから。
「カロリーメイトのCMに劇団ひとりっていらないよね、荒川良々だけでいいよね」
「ところで劇団ひとりって結婚してるの?」
「劇団ひとりってどこの劇団だっけ?」
「シンカンセンじゃない?」
「シンカンセンは古田新太でしょ?」
彼女たちは、劇団ひとりのことは知らない(そしてあまり好意を持っていない)のに、古田新太が「劇団☆新感線」であることは知っている。私は劇団ひとりが好きなので、ちょっとしょんぼりしてしまった。
ところでこのお店は、店名のとおり「まんじゅうカフェ」。うぐいすあん入りのよもぎもちとブレンドコーヒーを注文した。最近好きな和菓子とコーヒーの組み合わせ。さっぱりしたまんじゅうと、酸味がさわやかなコーヒー。よもぎってなんだか懐かしい気持ちになる。
昼下がり。開け放たれた窓から風がそよいでくる。まんじゅうをもぐもぐほおばりながら、のんびりした時間を過ごした。



マンヂウカフェ 麦マル2
新宿区神楽坂5-20
03-5228-6393
12:00~21:00
水休
http://www.mugimaru2.com
しかし訪れた日はゴールデンウィークの真っ最中。人ごみでそんな雰囲気を味わう余裕はなかった。汗ばむような陽気の中、ふらふらしながら坂をのぼっていく。
神楽坂は石畳の路地も素敵なのだけれど、今日は狭い路地にまで観光客があふれていた。路地散策は諦め、ひたすら神楽坂をのぼり、毘沙門天を過ぎ、目的地である「マンヂウカフェ 麦マル2」というカフェに向かう。
満席だったけれどなんとか入り込むことができた。古い日本家屋の二階の座席、女の子3人組と相席だった。ひとりでのカフェでの相席はちょっと落ち着かない。だって、相席の客の話をものすごく聞いてしまうから。
「カロリーメイトのCMに劇団ひとりっていらないよね、荒川良々だけでいいよね」
「ところで劇団ひとりって結婚してるの?」
「劇団ひとりってどこの劇団だっけ?」
「シンカンセンじゃない?」
「シンカンセンは古田新太でしょ?」
彼女たちは、劇団ひとりのことは知らない(そしてあまり好意を持っていない)のに、古田新太が「劇団☆新感線」であることは知っている。私は劇団ひとりが好きなので、ちょっとしょんぼりしてしまった。
ところでこのお店は、店名のとおり「まんじゅうカフェ」。うぐいすあん入りのよもぎもちとブレンドコーヒーを注文した。最近好きな和菓子とコーヒーの組み合わせ。さっぱりしたまんじゅうと、酸味がさわやかなコーヒー。よもぎってなんだか懐かしい気持ちになる。
昼下がり。開け放たれた窓から風がそよいでくる。まんじゅうをもぐもぐほおばりながら、のんびりした時間を過ごした。




マンヂウカフェ 麦マル2
新宿区神楽坂5-20
03-5228-6393
12:00~21:00
水休
http://www.mugimaru2.com
aiconさんのコラムは好きで拝見させて頂いてたのですが、マンヂウカフェの出来事を思い出した事で懐かしさを感じ、コメントを書かさせて頂きたくなりました。
あれは3年位前の話となるでしょうか。。私(達)も、運良く2階の座席に座る事が出来、同じく男女の30歳代位の方々と相席となったのですが、そこで事件が起きました!って、事件という大袈裟な事ではないのですが、今となっても恥ずかしい思い出があります。
それは、私は歯科衛生士という業種で、当時一緒に行った友達も同業でして、注文したものが運ばれて来るまでの間、私達は日頃の鬱憤を晴らすべくお互いの職場の愚痴を何も考えずに言い合っていたのですが、なぜか相席している方々が“クスクス”と笑っているのですね…。なぜだろうと考えながらも私達の会話は続き、そして、私達の鬱憤が少し晴れてきた頃になにやら聞き覚えのある専門用語が…“はっ”…この方達歯科医師だ!!!恥ずかしさのあまり、その後に運ばれてきたチャイとマンジュウの味、記憶にございません…。
aiconさんのコラムを機に、近々リベンジしてみようかな。
長々と失礼致しました(汗)