よく晴れた気持ちのいい日には、近くの公園に行く。

公園は、自転車で20分くらいのところにある。公園には「別所沼」という沼があって、
その畔にあるうなぎ屋でうなぎを食べるのが楽しみのひとつだ。「うなぎ屋に入り、
うなぎを注文して食べるという一連の手順を踏むだけで、そこで何かひとつの思いが
完結したという、一種儀式的な感覚がある。そういうどことなくいわく言いがたいとこ
ろも心地いい」と村上春樹がいうが、まったく同感だ。

うなぎを食べて完結したあとは、公園を散策。沼の真ん中に浮かぶ島のようなところ
にある小さな神社に行く。木陰になっているせいで、静かでひんやりした空気に包ま
れている。おじさんがやってきて、右の狛犬に野球帽をかぶせてお参りをしていった。
野球帽をかぶった狛犬はなかなか粋だった。

「別所沼会館」という、公園に隣接した宿泊・宴会施設の1階にある喫茶コーナーに
行く。彼は野菜ジュースを、私はオレンジジュースを注文する。閑散とした店内に、
パステルカラーのテーブルクロスとジュースの色。なんだかぼんやり、眠くなってきて
しまう。

店内は私たちふたりだけ。庭には日向ぼっこ中の猫と、昼間からビールを飲む夫婦。
お手洗いにたったついでに2階の大広間をのぞくと、「なんとか自治会」のおじさんた
ちが宴会を催していた。

昼間からビールも、たまにはいいものかもしれない。

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別所沼会館
さいたま市南区別所4-14-10
048-861-5219
9:30~17:00