江ノ島にある、「カフェー マル」を紹介したいと思う。

江ノ島は、しらす料理のお店や展望台、最近はスパなどもできて、島全体が観光地のように
なっている。しかし、メインストリートである江ノ島神社の参道を少し路地に入れば、網など
漁の道具がたくさんかかった家や威勢のいいおばちゃんが切り盛りする魚屋などが並び、
「漁師の島」の表情になる。そして漁師だけでなく、意外と普通の民家も多い。

そんな路地に「カフェー マル」という喫茶店がある。ステンドグラスのはめられた重厚な
ドアを開けると、懐かしい時代にタイムスリップしたような世界が広がる。
ビクター犬の置物やブリキのおもちゃ、古時計などお馴染みの調度品もあるが、壁にかけられた
どこかの街を描いた絵画、床にしかれたトルコ絨毯、ベルベットの布が貼られた椅子など
クラシックなものもある。さらに手作りのテーブルやカウンター、お店で使われるファイヤー・
キングの食器など、オーナーの「好き」が見事に調和して、独特の世界、時間の感覚を作って
いるなあと思った。

お店には、大きな猫がいた。名前はミケ、かつては野良だったという。年齢は分からないと
ママは言うが、かなりのおばあちゃん猫だ。お店の隅の席で静かに眠っていた。

ずっと野良生活をしていて、2年前からお店にいるという。それ以来は一度も、外には出して
いないという。

このゆったりしたお店の中で、どんな時間を感じているんだろうと思った。


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カフェー マル
神奈川県藤沢市江の島1-6-5
12:00~19:00
無休