鎌倉の「ミルクホール」を紹介したいと思う。
鎌倉は「トーキョー」ではないが、どうしてもこの喫茶店を紹介したかった。
「トーキョー」でない場所を紹介するのは最初で最後ということで、書きたいと思う。
2年前、友人と紫陽花を見るために初めて鎌倉を訪れた。
鎌倉駅からすぐの観光街である小町通りに、懐かしいデザインの看板が出ていた。
その看板に導かれて路地に入ると、住宅街の中にミルクホールはあった。
ドアを開けると、昔の木の良いにおいがする。
入り口には大正から昭和初期にかけての日本のアンティーク雑貨が並び、それらを
抜けると漆喰の壁に囲まれたカフェスペースがある。
店内にはジャズが流れ、コーヒーの良い香りがしている(座った席の近くに業務用の
コーヒーミルがあって、豆が挽かれるたびにンゴオォォォというすごい音がして、
相当大声を出さないと会話ができなかったが)。
テーブルの上に「ミルクホールタイムズ」というフリーペーパーが置いてあって、
これがおもしろい。特に「鎌倉の猫事情」という連載ものを毎回楽しみにしている(ちなみに
このミルクホールタイムズは、最近「鎌倉ミルクホールタイムズ」という本になった)。
コーヒーと野菜のポトフを注文する。デザートについてくる、小さな切子ガラスのおちょこに
入ったマンゴープリンがとてもおいしい。
昼でも薄暗い店内で、私は友人に珍しく恋愛相談をした。
そんな込み入った話もしたくなるお店だ。
さて、今日はひとりでお店に入り、カウンターでコーヒーを注文し、しばらく読書をした。
35年間内装はほとんど変えていないという、時が止まったような店内の片隅でひっそりとして
いると、なんだか猫にでもなったような気分になる。
それにしても、「変えない」ということは、とても大変そうなことに思えるが、
どうなのだろうか。
「変えない」ということを、大切にして生きていけたらいいなと最近思う。
ミルクホール
鎌倉市小町2-3-8
11:00~22:00
無休
http://www.milkhall.co.jp
鎌倉は「トーキョー」ではないが、どうしてもこの喫茶店を紹介したかった。
「トーキョー」でない場所を紹介するのは最初で最後ということで、書きたいと思う。
2年前、友人と紫陽花を見るために初めて鎌倉を訪れた。
鎌倉駅からすぐの観光街である小町通りに、懐かしいデザインの看板が出ていた。
その看板に導かれて路地に入ると、住宅街の中にミルクホールはあった。
ドアを開けると、昔の木の良いにおいがする。
入り口には大正から昭和初期にかけての日本のアンティーク雑貨が並び、それらを
抜けると漆喰の壁に囲まれたカフェスペースがある。
店内にはジャズが流れ、コーヒーの良い香りがしている(座った席の近くに業務用の
コーヒーミルがあって、豆が挽かれるたびにンゴオォォォというすごい音がして、
相当大声を出さないと会話ができなかったが)。
テーブルの上に「ミルクホールタイムズ」というフリーペーパーが置いてあって、
これがおもしろい。特に「鎌倉の猫事情」という連載ものを毎回楽しみにしている(ちなみに
このミルクホールタイムズは、最近「鎌倉ミルクホールタイムズ」という本になった)。
コーヒーと野菜のポトフを注文する。デザートについてくる、小さな切子ガラスのおちょこに
入ったマンゴープリンがとてもおいしい。
昼でも薄暗い店内で、私は友人に珍しく恋愛相談をした。
そんな込み入った話もしたくなるお店だ。
さて、今日はひとりでお店に入り、カウンターでコーヒーを注文し、しばらく読書をした。
35年間内装はほとんど変えていないという、時が止まったような店内の片隅でひっそりとして
いると、なんだか猫にでもなったような気分になる。
それにしても、「変えない」ということは、とても大変そうなことに思えるが、
どうなのだろうか。
「変えない」ということを、大切にして生きていけたらいいなと最近思う。
ミルクホール
鎌倉市小町2-3-8
11:00~22:00
無休
http://www.milkhall.co.jp
レトロな雰囲気たっぷりで、アンティーク雑貨の好きな人はおもしろいでしょうね。
鎌倉に行くことがあったら寄ってみたいです。(^^