6月5日(土)、晴れ。
先日お知らせした「西荻茶散歩」初日は
実にチャサンポー日和でした。
西荻茶散歩(チャサンポー)」とは、
6月5・6日の2日間、西荻窪の22のお店で
それぞれの特徴を活かした展示・催しが行なわれ、
しかも各店でお茶のふるまいもアリ、というイベントです。
私も朝から西荻じゅうを行ったり来たり。
「チャサンポー」の地図を持って歩いている人とたくさんすれ違いました。
女性のお友達同士とか、カップル、ご家族連れ、スーツ着たナイスミドルなど、結構幅広く。
「こんな場所が近くにあるなんて知らなかった」
「いい企画ですねー」
と、お店の方とおしゃべりしてる姿も見かけました。
お店の方もにこにこ楽しそうで、それもまた印象的でした。
改めて、チャサンポーという名前とコンセプト発案者である
國時誠さんにお話をうかがいました。
「かなりゆる~いイベントです。
参加店は「やかん」マークの看板とやかん本体を
目印としてお店の前に出すことになっていますが、
マークはどうアレンジしてもかまわないし、
やかんも、もしお店の雰囲気と合わなければ出しておかなくてもいいんです」
たしかに。看板だけのお店もあったし、その看板も形式はさまざま。
土瓶を出してるお店もあったし(笑)
また、イベントや展示などをやることにはなっていますが
その内容も「おもしろければいい」とそれぞれにお任せだそうです。
もっと言えば、お客さまに出すお茶さえあれば、
特別なことをやらなくてもいい、とのこと。
「あえてゆるくすることで、
いかようにも広がりのあるイベントに、という思いがあります」
開催日時の決め方も、
「6月って世間的にあまり大きなイベントがないんですよね。
競合がないっていうのもいいかなと(笑)」
いいですわ~その感じ(笑)
昨年の初開催時は参加は4店舗と今年に比べれば小規模でしたが、
訪れる方々に好評だったのはもちろん、
お店側も、とっても楽しかったのだそうですよ。
「初めてのお客さまにもたくさんいらしていただけたのは
やっぱりうれしかったですね。
また、同じイベントをやっていくことで、
お店どうしのつながりが生まれたことも大きな収穫でした。
『ああ、ひとりじゃないんだな~』と」
最後の一言に照れくさそうに笑いながら、お話ししてくださいました。

國時誠さん、國時里織さん
ありがとうございました!

西荻北5-7-19
水・木14:00~21:00、土・日12:00~19:00
休 月火金
チャサンポーは6日(日)も開催。お時間のある方はぜひ。
さて、どんなお店が参加していらっしゃるかといいますと。
(ほんとにごく一部のご紹介ですみません)

日常使いできる美しい陶磁器(作家もの多し)や
アンティークの雑貨や本、CDなどがならびます。
西荻北3-18-10 #102
12:00~20:00
休 月火

日本画を中心に現代の作家さんを紹介するギャラリー。
表具や額装、日本画素材の和紙や絹の販売も。
ちなみにこちらで「チャサンポー」参加店の
ミーティングが行なわれるそうです。
西荻北3-42-17ツインハイツ1F
11:00~19:00
仁三郎百貨店

レトロな生活の道具やお人形を扱ってます。
店舗もいい具合に昭和。
チャサンポー中は、普段は売り場のお座敷で
お茶をいただけます。いいでしょ、これ→
西荻南1-18-11
15:00~20:00
休 水
そして西荻じゅうで見つけた「チャサンポー」のやかん。
見事にバラバラで楽しい。








スイマセン、コメント遅れましたが、軽く行かせて頂きました。
「かなりゆる~いイベント」・・そのゆるさがいいのです。
このヤカンマークにしても、よくこう言うイベントってこう言う場合、同じステッカーとか作って配ったりして統一感みたいにしがちですが、あれでは魅力がない。
コンセプトなりシンボルなりを決めるだけで、表現や提示の仕方はそれぞれが考える方がいいですよね。
自ら参加してると言うのが伝わってくる。
そしてこの差別化が彩りと魅力をあげてくれる気がしました。
時間がなかったので数件しか行けませんでしたが、いい企画だなと思いました。
来年も楽しみにしています。