生活工房

「大人のものづくりワークショップ まぜるをあそぶ2


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みなさま、ほんとうにおひさしぶりです。


えっと、きょうは春にあったお香をつくるワークショップの紹介です。


いつの話だ?ということですが、


ええ。はるか昔、3/20の話なんです。


いやもうほんとにすみません。




三軒茶屋にある生活工房で行われた、


「大人のものづくりワークショップ まぜるをあそぶ2」。




文筆家であり、にほんの暮らしアドバイザーでもある


吉田揚子(よしだようこ)さんが講師として、


お香づくりを指導してくださいました。




まず最初は、お香の歴史やお香の島といわれる淡路島のお話など。


日本書記によると淡路島の海岸に香木が流れ着いたのが、


お香伝来の最初なんだそう。


そしてわたしは全然知らなかったのですが、


淡路島って日本のお香の7割を生産している土地なんですって。


講師の吉田さんが淡路島に行かれたときは、


島全体になんとなくお香の香りが漂っているような気がしたそうです。


なんて素敵な土地なんだ!!行ってみたい!!




そして次は、烏山川緑道散策。


実際に外に出て春を感じて、


お香づくりのイメージを膨らませるというわけです。




緑道をぶらぶら歩くと、


いろんな花が咲いていたり、


春の日射しを感じたり。


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わたしはなんとなく春の光と影を感じましたよ。


やわらかな日射しの中にくっきりと落ちる影。


やさしげな香りの中に


どこかひんやりとした奥深さを感じるような


そんなお香をつくりたいなと思いながら、


ワークショップ会場へ戻ってきました。




で。次はいよいよお香づくり。


わたしはなんとなく練ってつくるコーン型のお香を


想像していたのですが。


今回つくるのは、常温で香るにほひ袋タイプ。


9種類のお香原料を自分流に混ぜ合わせてつくります。


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白檀、丁字、龍脳、桂皮、大茴香、山奈、かっ香、甘松、栂。


まずはこの9種類の匂いをそれぞれ一つずつ嗅いで、


イメージを書き留めます。




たとえば、わたしのメモによると。




白檀→やさしい 春


丁字→なつかしい 


龍脳→ヒステリック


桂皮→秋 (好きな香り)


大茴香→風 頭の奥にすっとする緑 (好きな香り)


山奈→茶色


かっ香→葉っぱ 苦い


甘松→木 男性的 たばこ


栂→新築の家 つみ木




といった今読み返すと、


さっぱりよくわからないですが。。


まあ個人のイメージなので許してください。。




で。この印象に基づいて、


自分の好きな香りをつくっていくわけです。




しかし、ベースとしては、まずこの9種類を


ぜんぶ同量ずつまぜたものを使用。


そこに好きなものを好きな分量だけ追加していく。


というつくりかたをします。


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わたしは3種類ほどつくりましたが、


一番気に入ったのは、


ベース+白檀+大茴香+甘松+(かっ香×2)+栂


白檀の甘い春の香りと


葉っぱ的なかっ香の香りで、


春の影のイメージをつくったつもり。。


どうなんだろ??




そしてこのお香を入れる、


袋もつくります。


和紙で鳥のカタチにしたり。


これは自分でもいろいろ工夫できてたのしいですよね。


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残った材料もいただいたので、


自宅でもつくれますよー。




先生がとってもかわいらしかったです!


(更新大変遅れてすみません~)


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吉田揚子さん


http://www.yokogarden.com/










大人のものづくりワークショップ まぜるをあそぶ2


「香りで春を呼ぶ」


生活工房


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