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週末は、玉川四丁目の旧小坂家住宅に行ってみました。伝統的な古民家の様相を呈する、世田谷区の指定有形文化財。ニコタマの中心地からはちょっと離れた、岡本民家園のほうですね。民家園と玉川病院の間の坂を上っていくと、左手のほうにあるのがそれでした。ここの森、真っ昼間だというのに頭上は木々に覆われて、足元へ届く光もない。薄暗くて聞こえるのはただ蝉の声だけ、ここがほんとうに東京なのか、と疑ってしまうくらいの山の中です。
 
しかし、これがまた辛かった。暑さもそうなんだけど、ヤブ蚊がもうすごいんです。暗いから湿ってるし草木はあるしで、絶好の棲みかなんだろうなあ。動いてたって構わずひっついてくるし、止まると2秒と放っておいてくれない。クワガタとかもいそうな雰囲気はあるんだけど、とても長居は出来ませんでした。
 
でもこういうのが、人間の進入とか開発を拒んできたっていうのもあるんだろうなあ。沖縄の原生林なんかも、ハブのおかげで保たれてきたっていうし。それでもここは深すぎて、ちょっと探すのが厳しいなあ。なにか、別の策を考えることにしましょうか。