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裏口の方からがやがや聞こえたかと思えば、数人の方が座敷に上がってきました。そして、囲炉裏の周りに座ってこの民家の謂れを話し始めました。なになに、復元移築?ようやく、合点がいきました。ここは区立・岡本公園の中にある、旧長崎家。建築は18世紀末の江戸時代、瀬田の方にあった農家を復元した、世田谷区の有形文化財だったんですね。どおりで、これだけの古体が残されていたわけです。外には白壁の土蔵、素朴な野菜畑。周りは緑に囲まれてこの静けさ、さっきまであの華やかなニコタマの真っただ中にいたのが信じられません。
 
穏やかな、縁側の陽だまり? うとうとしていると竹林がさわさわ響いて、まるで古民具たちが語りかけてくるかのよう。すぐ前までバスも出ているのですが、季節はもう春。今週末は、歩いて出かけてみてはいかがでしょう。都心の喧騒を離れ、ぶらりニコタマの歴史散策というのも、また粋な世田谷の楽しみ方になるのでは。
 
 
岡本公園民家園 

東京都世田谷区岡本2丁目19-1
03-3709-6959