武蔵小山には、結構よいお店がある、って思う。
その一つとして、あの有名なパルム街を歩いていて、たまたま見つけた良さそうな日本料理の一軒。
行く機会がなかなかない・・・というか、
なーんとなく敷居が高い感じかな。。。と思っていたからかもしれない。
でも、今回行くことができて、全然そんなことない!事がわかった。
そのお店は 衛藤 。
武蔵小山に住んでいて、衛藤にも通っているという先輩が一緒だから心強い。
店内は照明もあかるく、とっても清潔感がある。
まずカウンターがあり、奥にはテーブル席も。
カウンターがツヤツヤしてます。
亭主の衛藤さんは、とっても優しそうで意外と若い!
もっと貫禄ある方を想像してただけに、それだけでほっとしてしまう(笑)。
この日は、予約して「おまかせコース」。
お値段見て、これまたビックリ!3800円とな!
まずは、プレミアムアサヒの生ビールをいただきながら付出。この日は きんぴら 。
タダのきんぴらなのに、タダじゃない味わい。
細めに切られているのに歯ごたえもシャクシャク残っている。
最初は先輩との会話に盛り上がり、スピードが上がらず、ずーっときんぴらを突いていたのだけど、
その間も様子を見計らって次のを出すのを待っているような衛藤さん。
こうやってタイミングを見てくれていると嬉しい。
さて、ビールを飲み干して日本酒へ。
ズラリと書かれている内容は、純米から大吟醸まで様々、そしてお米の種類など詳細も。
その中から、久々に 酔鯨 中取り 純米 を。
ちょっと辛くて純米中取りなのに荒さも感じられる。
そういえばこんな味だったなぁ~~、とちょっぴり物足りなさも。
そして、次はお椀。
めんたい・人参・黄柚子 が入っているとのこと。
最初、蓋を開けるまでは「明太子が入ったお椀?!」って思ったのだけど、
開けて食べてみると、明太子は入っていない・・・「??」
そんな時は聞くのが一番!
「めんたい」 とも言うし 「ヒゲダラ」 とも言うし 「よろいたちうお」 とも言うらしい?!
でも一番聞くのは「スケトウダラ」かな。
たくさん名前がある魚なんですね~。
って、名前はよく分からないけど、とにかく身がぷりぷりしていて美味しいのだ。
お造りは ヒラメ 。
エンガワやヒレを揚げたものまで付き合せてくれるから嬉しい。
そして、待ってました!八寸。
穴子寿司・ 鴨ロース・薄牛蒡 ・いとこ煮・銀杏・菊花蕪・長芋
そして、松の葉に見立てているのが 茶そば。
長芋は、銀杏の葉のように色付けられている。
そして薄牛蒡は先っちょにゴマをつけて揚げられて、花みたい。
見た目にも楽しませてくれて、美味しさ倍増。
こういうのを食べてると 「日本っていいな~」 って、改めて思ってしまう。
次のお酒の 鳳凰美田
山田錦 ひやおろし を飲んだあとは、
他にもある東一や美丈夫、上喜元、たてのい、天宝一、十四代などなど・・・うーんどれにしよう。。。
と、悩んでいたら、軽く先輩が一言、今日のオススメのお酒ってなんですか? と。
すると、ちょっと考えた衛藤さんが「実はメニューに載せてないのが一つあるんです。」
なぜか英字新聞に包まれた、なんかスゴそうな たてのい 。
秘蔵スペシャル なんて書かれている。
飲んでみると、スイっと喉を通って行った後に、生らしさとお米の旨みがぐぐっと出てくる感じ。
ちょっと渋い感じが残るのは、きっと開けたてだったからなんだろうな。
新聞紙を開けてもらい、裏のラベルを見ると、もうちょっとわかった。
H18BY 大吟醸 中取り 生原酒 あきた酒こまち 精米歩合40%
というキーワードが。
「大吟醸」と表記されているけど、原材料には「醸造アルコール」とかかれていないから、
正確には「純米大吟醸」なのかな?!
それにしても、あきた酒こまち、って食用の「あきたこまち」をお酒用に改良したんだろうか?!
色々造っているんだなぁ。
せっかくなので、この後は、この「たてのい」を2合徳利で、ずーっとおかわり。
衛藤さんの貴重なお酒をいただいちゃって、ありがとうございます。
ちなみに、衛藤さんの酒器やお皿を見ると、それにも拘りが見える。
たとえば徳利。
ひょうたん型でかわいい~。お猪口もセット。
漆の酒器は、お酒もまろやか~になる。軽い感じもなんだか嬉しい。
今度は、どっしりした厚手の焼き物。手にしっくりくる感じがいいなぁ。
お猪口も毎回セットで出してくれるから、嬉しいのだ。
さて、続いてお料理は、炊合。
京芋をメインに、法蓮草・しめじ・刻み柚子 が入っている。
里芋がほっくり。出汁が本当にいい感じに味わえる。
御飯は、牡蠣雑炊 と聞いて、写真を撮るのも忘れて食べてしまった。
牡蠣の味わいが、ふわ~っと広がるけど、香りは強くないし、サラサラ食べれてしまう。
最初から雑炊まで、出汁を始め奥が深い味わい、しっかり仕事しているな~という感じ。
衛藤さんは、HPにも書かれているけど、
京都嵐山で知られている吉兆の系列、新宿伊勢丹の「正月屋吉兆」で修行されたんだとか。
今まさに「船場吉兆」がマイナス面で話題になっていることもあり、
衛藤さん曰く 「店舗は違うとはいえ、自分が居た会社がこんなことになってしまうなんて、びっくりです。」
と正直に語ってくれた。
ホント、大きなお店ほど、こういう事は起こらないようにしないといけないのですけどね・・・と。
まぁ、外は外。
今は自分のお店を持って3年目の衛藤さんは、
食べてみれば分かるキチっとした仕事をしていると思うし、本当に人柄も優しくて、接客もウマイ。
我々が話しに盛り上がっていると、そっと離れ、衛藤さんに声をかけると一緒に話題に盛り上がってくれたり。
これからも是非がんばって欲しい一軒だな~。
応援しているので、お燗に会う日本酒も、ぜひとももうちょっと入れてください(笑)。
ごちそうさまでした♪
[お店情報]
アクセス:武蔵小山駅から徒歩8分
住所;品川区荏原3?4?10
TEL : 03-3788-2077
営業時間 : 17~23時(LO22:00)
定休日:水曜日、第1、3木曜日
URL : http://www.geocities.jp/mako7_7/
[飲めるお酒]
雪の茅舎が熱燗用みたい
他は
たてのい
十四代
上喜元
天宝一
鳳凰美田
東一
美丈夫
酔鯨
とありましたが、時期によっても変わると思います。
その一つとして、あの有名なパルム街を歩いていて、たまたま見つけた良さそうな日本料理の一軒。
行く機会がなかなかない・・・というか、
なーんとなく敷居が高い感じかな。。。と思っていたからかもしれない。
でも、今回行くことができて、全然そんなことない!事がわかった。
そのお店は 衛藤 。
武蔵小山に住んでいて、衛藤にも通っているという先輩が一緒だから心強い。
店内は照明もあかるく、とっても清潔感がある。
まずカウンターがあり、奥にはテーブル席も。
カウンターがツヤツヤしてます。
亭主の衛藤さんは、とっても優しそうで意外と若い!
もっと貫禄ある方を想像してただけに、それだけでほっとしてしまう(笑)。
この日は、予約して「おまかせコース」。
お値段見て、これまたビックリ!3800円とな!
まずは、プレミアムアサヒの生ビールをいただきながら付出。この日は きんぴら 。
タダのきんぴらなのに、タダじゃない味わい。
細めに切られているのに歯ごたえもシャクシャク残っている。
最初は先輩との会話に盛り上がり、スピードが上がらず、ずーっときんぴらを突いていたのだけど、
その間も様子を見計らって次のを出すのを待っているような衛藤さん。
こうやってタイミングを見てくれていると嬉しい。
さて、ビールを飲み干して日本酒へ。
ズラリと書かれている内容は、純米から大吟醸まで様々、そしてお米の種類など詳細も。
その中から、久々に 酔鯨 中取り 純米 を。
ちょっと辛くて純米中取りなのに荒さも感じられる。
そういえばこんな味だったなぁ~~、とちょっぴり物足りなさも。
そして、次はお椀。
めんたい・人参・黄柚子 が入っているとのこと。
最初、蓋を開けるまでは「明太子が入ったお椀?!」って思ったのだけど、
開けて食べてみると、明太子は入っていない・・・「??」
そんな時は聞くのが一番!
「めんたい」 とも言うし 「ヒゲダラ」 とも言うし 「よろいたちうお」 とも言うらしい?!
でも一番聞くのは「スケトウダラ」かな。
たくさん名前がある魚なんですね~。
って、名前はよく分からないけど、とにかく身がぷりぷりしていて美味しいのだ。
お造りは ヒラメ 。
エンガワやヒレを揚げたものまで付き合せてくれるから嬉しい。
そして、待ってました!八寸。
穴子寿司・ 鴨ロース・
そして、松の葉に見立てているのが 茶そば。
長芋は、銀杏の葉のように色付けられている。
そして薄牛蒡は先っちょにゴマをつけて揚げられて、花みたい。
見た目にも楽しませてくれて、美味しさ倍増。
こういうのを食べてると 「日本っていいな~」 って、改めて思ってしまう。
次のお酒の 鳳凰美田
山田錦 ひやおろし を飲んだあとは、
他にもある東一や美丈夫、上喜元、たてのい、天宝一、十四代などなど・・・うーんどれにしよう。。。
と、悩んでいたら、軽く先輩が一言、今日のオススメのお酒ってなんですか? と。
すると、ちょっと考えた衛藤さんが「実はメニューに載せてないのが一つあるんです。」
なぜか英字新聞に包まれた、なんかスゴそうな たてのい 。
秘蔵スペシャル なんて書かれている。
飲んでみると、スイっと喉を通って行った後に、生らしさとお米の旨みがぐぐっと出てくる感じ。
ちょっと渋い感じが残るのは、きっと開けたてだったからなんだろうな。
新聞紙を開けてもらい、裏のラベルを見ると、もうちょっとわかった。
H18BY 大吟醸 中取り 生原酒 あきた酒こまち 精米歩合40%
というキーワードが。
「大吟醸」と表記されているけど、原材料には「醸造アルコール」とかかれていないから、
正確には「純米大吟醸」なのかな?!
それにしても、あきた酒こまち、って食用の「あきたこまち」をお酒用に改良したんだろうか?!
色々造っているんだなぁ。
せっかくなので、この後は、この「たてのい」を2合徳利で、ずーっとおかわり。
衛藤さんの貴重なお酒をいただいちゃって、ありがとうございます。
ちなみに、衛藤さんの酒器やお皿を見ると、それにも拘りが見える。
たとえば徳利。
ひょうたん型でかわいい~。お猪口もセット。
漆の酒器は、お酒もまろやか~になる。軽い感じもなんだか嬉しい。
今度は、どっしりした厚手の焼き物。手にしっくりくる感じがいいなぁ。
お猪口も毎回セットで出してくれるから、嬉しいのだ。
さて、続いてお料理は、炊合。
京芋をメインに、法蓮草・しめじ・刻み柚子 が入っている。
里芋がほっくり。出汁が本当にいい感じに味わえる。
御飯は、牡蠣雑炊 と聞いて、写真を撮るのも忘れて食べてしまった。
牡蠣の味わいが、ふわ~っと広がるけど、香りは強くないし、サラサラ食べれてしまう。
最初から雑炊まで、出汁を始め奥が深い味わい、しっかり仕事しているな~という感じ。
衛藤さんは、HPにも書かれているけど、
京都嵐山で知られている吉兆の系列、新宿伊勢丹の「正月屋吉兆」で修行されたんだとか。
今まさに「船場吉兆」がマイナス面で話題になっていることもあり、
衛藤さん曰く 「店舗は違うとはいえ、自分が居た会社がこんなことになってしまうなんて、びっくりです。」
と正直に語ってくれた。
ホント、大きなお店ほど、こういう事は起こらないようにしないといけないのですけどね・・・と。
まぁ、外は外。
今は自分のお店を持って3年目の衛藤さんは、
食べてみれば分かるキチっとした仕事をしていると思うし、本当に人柄も優しくて、接客もウマイ。
我々が話しに盛り上がっていると、そっと離れ、衛藤さんに声をかけると一緒に話題に盛り上がってくれたり。
これからも是非がんばって欲しい一軒だな~。
応援しているので、お燗に会う日本酒も、ぜひとももうちょっと入れてください(笑)。
ごちそうさまでした♪
[お店情報]
アクセス:武蔵小山駅から徒歩8分
住所;品川区荏原3?4?10
TEL : 03-3788-2077
営業時間 : 17~23時(LO22:00)
定休日:水曜日、第1、3木曜日
URL : http://www.geocities.jp/mako7_7/
[飲めるお酒]
雪の茅舎が熱燗用みたい
他は
たてのい
十四代
上喜元
天宝一
鳳凰美田
東一
美丈夫
酔鯨
とありましたが、時期によっても変わると思います。