お仕事で東京に来られていた 小左衛門 の蔵元さん。

久しぶりに仲間と一緒に飲みましょう!ということで 萬屋 おかげさん へレッツゴー!

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ちょっと早めに着いてしまい、お店にはまだお客さんが居なかったこともあり、
店主の神埼さんと、いきなり盛り上がって熱く語っているのを見ると
「さすが蔵人さんと店主」という感じ。


いやー!この 五百万石 火入れ 、いいっすよーー!!

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と興奮している神崎さん(笑)、その一升瓶を握って離さない。
火入と言っても、他の酒蔵よりもやっぱり濃い目だけど、けっこう色んな人の好み幅に合わせられるし、
最初に「オススメは?」と聞かれたら、まずコレを出します、とのこと。

自分も記憶に新しい 新橋のお店 で飲んだな~。
神崎さんの言うように、濃ゆすぎずスッキリしすぎず、旨みを自然に感じられてかなり気に入ったっけ。


それでも、最初は「まだあったの~?!」という 佐久の花 手詰め直汲み 無ろ過生原酒 を。 

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「ひとごこち」というお米を使っているのだけど、
小左衛門さんも長野の契約農家さんからお米を仕入れている為、「長野産ひとごこち」でまた盛り上がる。


籠から選ぶお猪口は・・・。

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この絵は・・・?!と裏をひっくり返すと「城」。やはり!
何かと最近縁がある「金城」さんの焼き物。


さて。
とりあえず、何かテキトーにおつまみをお願いしますー・・・と言ってるそばから
「もう今日はコースですから! 決まってますから! うまいの出すから大丈夫!」と。
うわーい!お任せ、ってラクチンだから嬉しいのだ~。


ちょびっと系おつまみから。

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おかげさんではお馴染みの カツオ藁あぶり と、キンメ(だったかな)炙り刺し。

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これは、ホントに醤油がなくても美味しい~。
カツヲは口に含むと藁の良い香りがふんわ~り・・・カツヲって何でこんなに藁の香りと合うんだろう。


そして、これまた神崎さんお得意の 肝和え たち。

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カワハギ肝和え と サンマ肝和え 、肝和え三昧。
プリン体だらけだー!!でも、これが美味しいんだから、止められない。


小左衛門は、お店にあるのを片っ端から飲む飲む。
お燗にしても飲む飲む。

全種類飲み尽くして、何があるかなーと、物色する 酒商 徳丸商店 の店主。

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この飲みに駆けつけてくれたのだけど、電車の中から、小左衛門の法被を着てきたんだとか(笑)。
関内で小左衛門を扱ってる酒屋さんなんて、あったんだな~♪近いし、行かなきゃ!!


カウンターの方からは、神崎さんの大きな声が聞こえてくる。
「それなら、ぜひ小左衛門、飲んでみてくださいよー!!」 と、営業してるしてる(笑)。

しばらくすると、今度は
「後ろで飲んでるのが、蔵元さんですよー!!」 と、紹介してるしてる(笑)。

こうやって盛り上げて広めるの、ホントに上手だな~。
小左衛門さんも、店内中行脚でお客さんにご挨拶。お疲れ様でした。


そうこうしているうちに、お店の小左衛門がスッカラカンに。
あちこちで「美味しいです!」っていう声も盛り上がってたし、これでまた好きな人が増えてくれたかなぁ~。
蔵人でもない自分なのに、なんか嬉しくなってしまう。


おでん もつつきながら。

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小左衛門さんのお話も、たっくさん聞けたし、
一緒に飲んだ飲兵衛仲間との会話も楽しかったし、
徳丸さんも面白い方だったし。

とっても熱い熱い夜、神崎さんもありがとうございました!


ちなみに、最近の小左衛門さんにまつわる話で一番嬉しかった事。

“あの” 日本酒の天敵である “我が母親” が。

お正月に、2軒に2本ずつお贈りしたいから、
小左衛門さんにオススメ予約しておいて。お母さん、取りに行くから。


マジで?!うわーーん!嬉しい!!


[以前のエントリ]
・萬屋おかげさん (四谷三丁目 or  四ツ谷) で えにし 2007/04/19

[お店情報]
アクセス:四谷三丁目駅、四谷駅から徒歩10分
住所:新宿区四谷2-10 松本館B1F
tel:03-3355-8100 
営業時間18:00~23:00 
★定休日がちょっと変更になったそうです →日・月・祝

[飲めるお酒]
小左衛門
佐久の花
豊盃
奈良萬
奥播磨

来福
鳳凰美田
而今
などなど