何だか無性に、このお店の雰囲気を味わいたくなる時がある。
一軒目からちゃんと行くのは、久しぶりな さかな 幸 。

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扉を開けると、淡い照明のカウンターの向こうで、
「いらっしゃーい♪」と、明るい女将(っていうよりお姉さん)の、りえさんが迎えてくれる。


友達が遅れて来るので (いつもピンチヒッターありがとうございます!)
ゆっくりビールと軽いお料理と、りえさんとの会話で時間つぶし。

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ネバネバトリオの和え物(山芋・オクラ・モロヘイヤ) は、ぐっちゃぐっちゃかき混ぜて、ネバネバを出す。

おや?!

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オクラの皮が赤いっすよ?!

りえさん曰く、ポリフェノールが多く含まれてるんだとか。
これは生だから色がついてるけど、湯がくと消えてしまうらしい。
普通のより味が濃くてうまーい!生なのに渋くなーい!


ビールが空いてしまった後は、宗玄 無ろ過生原酒 と 特別純米 を。

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(これは特別純米)

さかな幸に置かれている宗玄は、まだまだ大丈夫!!(その意味は・・・また別個に聞いてください)
でも例のものになったら、置かなくなっちゃうんだとか。
ううう・・・無くなる前に飲んでおかなきゃ。


ちなみに、さかな幸は、りえさんが一人でやっているので、おつまみが出てくるのはゆっくり。
急ぐのはマナー違反、ゆっくりゆっくりと楽しむのも良いものだ。


ちょうど、ネバネバ和え物が無くなり、友達もそろそろかなー?という頃に、
ちびっと系おつまみ2品目を出してくれるというタイミングの良さ。

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タコの酒盗あえ って名前だったかな?
歯ごたえしっかりのタコに酒盗がかけてあって、ツマミにぴったり。


お燗も頼んでおこう、とメニューを見ていると・・・

ん? 秋鹿 の 生もと ?!

・・・ってあったっけ?あまり聞かないような気がしたのは、私の変な勘繰りかな?? まぁ、いっか。
と、燗をお願い。

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ラベルを見ると、やっぱり見慣れたいつものではない。

と、思ったら、PBなんだとか!
「旨いですよねー!他ではあまり無いと思うよ~。」 と隣の常連さんも、このお酒に乗ってきた。
そうなんだー、良いのに目をつけれたなぁ。

ちょうどお燗が出来上がった頃に、友達も到着。「いいお燗、できてるよー。」と、アピール。


さて。
それでは本命のお魚に行きますか!

お刺身の盛り合わせ に 旬の さんま焼き 。

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刺身は 鯛 中とろ スズキ しま鯵 だったかな。
お任せでその日の良いのを盛り合わせてくれる。

秋刀魚も脂のノリがちょうどよく、とっても香ばしい。
渋みのある内臓も、これまたお酒がすすむのだ。


続いて日本酒は、飲んだことがないと言う友達に 初駒 を。

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やっぱり美味しい。
初めて青森に行ったときも、これを飲んだんだっけ。
純米生原酒だけど、しっかりキレもある。


さらに飲み比べしてみよう、ということで 田中農場 と 富田 。

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どちらも、お米農家さんの名前が銘柄になっている諏訪泉を醸している酒蔵さんのお酒で、
山田錦 特別選別米 生原酒 。

特別選別米というのは「規定で決められている等外米」という意味らしいのだけど、
そんな規定内のお米じゃなくても、十分うまい!

こうして一緒にのみ比べをしてみると、味の違いがホントに分かるから楽しい。
好みは、どちらかというと、ふくらみを感じる田中農場かなぁ~。
でも、どっちも捨てがたい。


他にもいっぱい飲んで、喋って笑って。
8人程度の小さなお店だけど、隣のお客さんと喋ってもよし、友達と2人の世界で楽しんでもよし、
りえさんとお喋りしててもよし。

お店が一体となっていてホントに居心地が良いから、
ついつい長居してしまうし、無性に行きたくなってしまうんだよなぁ。


[以前の訪問]
・2006/05/16 さかな 幸 (代々木上原) で 初駒
・2006/07/14 さかな 幸 (代々木上原) で 田中農場

[お店情報]
最寄駅:代々木上原駅から徒歩3分
住所:東京都渋谷区西原3-21-2
TEL:03-3469-0359
定休日:日・祝
営業時間:18:00~24:00

[飲めるお酒]
秋鹿 各種
諏訪泉 各種
竹鶴 各種
奥播磨 各種
初駒
凱陣
開運
などなど。