なんとなく、赤提灯・・・というか老舗の居酒屋さんに行きたいな~、と思っていた。
椅子は小さくて、カウンターにちょこんと座って、中にはおかみさんがいて。

そんな雰囲気を期待して 赤津加 へ。

CIMG41170040.jpg

秋葉原にこんなお店があるのか?!と思うような場所にぽつりと見つけた。

もっと小さいお店かな、と思ってたけど、意外と大きい箱。
小あがりでは10人くらいのグループが既に盛り上がってるし、2階も予約できる部屋があるんだとか。

でも、何と言っても、コの字のカウンターが一番の存在感。
ちょうど、お連れさんとの2席空いている。ラッキー。


まずは瓶のラガーをお願い。生ビールももちろんあるけど「瓶ビール」という雰囲気なのだ。

CIMG41180002.jpg

お通しはシャコ。
しかもオレンジ色のつやつや卵入りで、素朴な味つけ。


目線上の方には古いテレビ。一人客は野球中継なんかをぼーっと眺るわけかぁ。
と、思ってたら、お連れさんがいるのにも関わらず、自分もついついぼーっと見てしまう。

カウンターの木も年季が入ってるし、なんだか斜めに傾いているではないか。
座った位置から見える神棚も、同じように傾いている。

そういう、一つひとつ目に入る光景には、長ーい歴史を感じる。
色んな常連さんに支えられてきたんだろうなぁ。


・・・と妙に浸っていると、お刺身に銀杏が出された。

CIMG41190003.jpg

白身魚のお刺身、珍しい名前で忘れちゃったけど、脂のノリが程よく良い感じで美味しい!
銀杏も、割られた殻には塩がまぶしてあって、自分で殻をむいて食べる。塩加減がいい感じ。

他にも色んなお刺身、旬な素材を使った素朴なつまみが沢山。
どれもこれも、まっとうなツマミなのだ。


さて、日本酒はというと。

CIMG41210005.jpg

ここは菊正宗一本
お燗をお願いすると、カウンター内のお姉さんが、燗どうこに慣れた手つきでつけてくれる。

しかし、さすが純米酒じゃない…。
つーーん!とアルコールの感じが…こりゃ飲み過ぎると、残りそうだ~。

でも徳利が空くと 「お姉さん、もう一本」
と繰り返しちゃうのは、お店の雰囲気というものだろうか。


さて。お料理は他にも煮込みを。

CIMG41200004.jpg

塩味が効いた独特な味、他では食べたことのないような味わい。
これは、きっと長年の赤津加の味なんだろうな。
でもコレ、かなり好み!


お連れさんと他愛のない話しをして、ふと時計を見ると、まだ9時。
でも、このくらいの時間になると、一気にお客さんが引いた。

おかみさんも、「ふう。一段落。(と、言いはしない) 」 という感じでカウンターの一番端に腰掛ける。
さっきから、一息つくと座っているこの席は、おかみさんの定位置なのかな。


なーんとなく、お店の雰囲気につられて、我々もお勘定をお願い。
たったの2時間くらいしか居なかったのに、なんだか4時間くらいいたような感じ。
時が止まるって、こういうことだろうか。

だから早くにお店を出ても、もう家に帰ろう~と、思ってしまった。


[お店情報]
アクセス:秋葉原 電気街口から徒歩5分
住所: 千代田区外神田1-10-2
電話: 03-3251-2585
定休: 日・祝・第1・3
営業時間: 11:30 - 13:30 / 17:00 - 22:30

[飲めるお酒]
菊正宗
・・・以上。