そういえば下北沢で飲んだことって無いなぁ。
「シモキタは行った事はない」というワケでは無いのだけど、友達の家に遊びに行く程度のみ。

でもこの日は、初の夜のお店開拓!

どこに行こうか迷ったのだけど とぶさかな へ。

実は友達の家が近くにあることもあり、存在は以前から知っていたのだ。
シモキタというと、あの駅を出てからの、ごちゃごちゃ感がどうも苦手だけど、
路地に入った静かな場所にあり、お店から淡い白熱灯が漏れるこのお店を気になってはいた。

外の店頭には発泡スチロールに入った魚とか蟹なんかが、値札を置かれて出てたりして、
パっと見、お魚屋さんかと思ってしまう。

でも、木枠のガラス張りから店内を見ると、日本手拭いを巻いた店員さんが見えるし
カウンターにお客さんが座ってると、居酒屋なんだな、と理解。



店内は、ガラスケースの中の魚といい、淡い白熱灯の照明といい、木がベースの作りといい
「昔からある魚屋さん」 って感じ。

カウンターに腰掛けて、まずはサッポロ生ビールをぐびーっと1杯!蒸し暑かったからビールがウマイ!
すると、なにやら紙の巻物が出てきたぞ。
1.5mくらいありそうな長~い和紙には、本日オススメメニューがずら~~り。

結構たくさんのメニューがあって、どのお魚も美味しそう!
お値段的には、焼き物や煮物など、「ウリ」と思われる品はだいたいが1000円以上。
ちょっと気合を入れてお魚でも、という感じのお店だろうか。

定番メニューはそんな頑張るお値段でもないけど、やっぱりオススメメニューから選びたい。
中でもイチオシのお刺身盛り合わせは1人前で1000円、2人以上からの注文できるみたい。
せっかくだから、その刺し盛りで。

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なかなかなボリューム。これで2000円なら、まぁまぁのお値段?!
ちゃんと、ポン酢、生姜用の醤油、山葵用の醤油 の3つを用意してくれたのは嬉しい。

他にも 谷中生姜茹でたて空豆 なんかも注文。

谷中生姜って、先っちょだけしか普通は食べないと知らなかった頃から、
上の葉の方まで剥いちゃあ食べていた自分。
この日もまた、ペリペリ剥いて葉の半分以上食べてしまった。
でもこれがなかなかイケル・・・はずなのだ。


お酒のメニューを見ると、日本酒も焼酎もそろえは半々くらい。
日本酒は「冷酒用」 と 「お燗用」とに分けて記載されているなど、種類にも拘りが見える。

若干、お酒の量とお値段が気にはなるが・・・。
「小」は1合弱で800円前後、大はその倍で1.5号くらいらしい。
・・・ちょいと割高感はあったりする。
(なーんて事をまず考えてしまうケチンボ?!)


まずは冷酒用のオススメから 而今 うすにごり を「大」、そしてお猪口2つで。

と、「だいぴんちょこりゃーーん!!!!」と大きな声でリピートする店員さん。
語呂合わせが、なんだか自分のツボにハマってしまって面白かったけど、
元気すぎる発声に、「なになに?その暗号は?!」と一瞬思ってしまった。
「大1、猪口2」ってことだったのね。
この辺が、なんだかシモキタらしい楽しさ。

と、お酒の話に戻して。
最近、ホントにいろんなところで 見かける而今。波に乗っているんだなぁ。。
ひんやりしていても、つぶつぶ感に旨味がぎゅーっと感じられてうまいうまい。
というか、これは冷たいからこそウマいのか!?


あと、鳳金寶(おおとりきんぽう) というお酒もオススメらしいので頼んでみた。

旨味からくる甘さを感じるのだけど、嫌な甘さではない。
しかし、順番を間違えてしまった。而今うすにごり の後じゃあ、かすんでしまう・・・。

鳳金寶は早々に切り上げて、メニューを改めてみると、「冷酒用」 に 神亀 純米酒 を発見。

冷酒用なんだけど・・・裏BOSSみたいな店員さんに、(なんとなく)恐る恐る
「神亀、熱燗で、飲みたい、んですけど。」 というと、すんなりOK。

ちなみに、最近学習したこと。
冷酒用のお酒を 「○○は熱燗できますか?」というと、
「いやー、それは合わないよ」とピシャリと返され、初めて行ったお店は、尚更反論し辛い。
が、敢えて 「○○を熱燗にしたいんです!」をアピールすると、すんなり行くことが、ようやく分かった。


続いてお料理は、魚の焼き物が欲しいなぁ、ということで ワラサのカマ焼きを注文。

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炭火でじっくりじっくり焼いてくれるので、中までほくほく、ふっくら。
骨の近くはじゅ~しぃで、ついつい骨までしゃぶってしまうのだ。

それにしても、結構「ヤマ」が出ている。
このカマも、我々が頼んだのが最後だったらしい。
あまり遅い時間に行くと、品切れのものが多くなっているかもしれない。


そうそう、カウンターにはいろんな食材も置かれていて、これまた美味しそうなのだ。
でっかい茄子やふっといアスバラ、艶々トマトに、自家製さつま揚げなんかも。
その中に骨せんべいが見えたので、ついつい頼んでしまった。

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最後の方は、神亀と骨せんべいで、ワイワイ会話。
結局、お燗は神亀に落ち着いて、「同じのもう一本!」攻撃。

裏BOSSみたいな店員さんも、我々を理解してくれたのか、最後の方はあっちっちんで出してくれながら
「あっちーですよ、ホラホラ、耳たぶ触らないと!」 ってな冗談も言ってくれる。

ちなみに、お店の小ささのワリには4人と、大目の店員さんは、みんな男性そしてイケメン。
(って、なんだか死語にも感じる言葉だけど・・・)
でも、それが目当のような若い小娘が集まったりはせず、大人の男性が多いのが、また面白い。


シモキタらしい元気を感じるお店なのに、チャラい若者が踏み込んでいないのは、
良いものを、それなりのお値段で出しているからだろうか。お客の年齢層も20代後半~といった感じ。
でも、決して敷居が高いような雰囲気ではない、うるさすぎず、静か過ぎず、なかなか良い居心地。


[お店情報]
アクセス:下北沢駅南口から徒歩5分
TEL:3414-6611
住所:世田谷区北沢2-15-5

[飲めるお酒]
すみません・・・
あまりチェックしなかったので、忘れちゃいました。
が、冷たいお酒は時期のもの、
お燗には本醸造が多かったような気がします。