5月にはお店を閉めて、6月から赤坂で新にOPENするから、今のうちに行こう!
と、常連さんでもある日本酒好きの仲間に声をかけられて行ってきた。
八重洲の裏路地にある 魯句 (ろく)。
このお店、オヤジさんがかなり面白いキャラ。
でも日本酒に対する思いは熱~い。
そんなオヤジさんの趣味で全国から集めたという日本酒がたくさんあるのだ。
ちなみに、前置き。
このお店自慢のお酒は 「冷たいお酒系」 。
そして「限定品」に弱い人には嬉しいお酒がたくさんあると思われ、好きな人はたまらないだろう。
逆に、苦手な人は合わないかもしれない。
店内はとってもこぢんまり。
テーブル席のみでカウンターはないけど、板長が中でしっかりお料理をしているので、
オヤジさんは日本酒や料理を出しながら、いろんなお客さんに声をかけてくれるのだ。
そして、たまに (じゃなく、頻繁に?!) オヤジギャクが炸裂する・・・(笑)。
1杯目はやっぱり仕事後のビールが欲しいので、自分だけ生ビールをグビグビ飲んでいたのだけど
他のみんなは、いきなり日本酒から。
「待って~」と、早々にビールを切り上げ、オヤジさんに 「みんなが飲んでるのください。」 と注文。
すると、オヤジさんが 「女性だから、違うのあげる」 と、持って来てくれたお酒は・・・
吟醸初しぼり 雪ほのか ・・・でいいのかしらん。
知らないお酒。
しかも吟醸ですかー・・・純米がよかったなぁ、 と思いつつ飲んでみると、
確かに女性のようなおしとやかな綺麗なお味、でも自分にはちょっと物足りない。
ちなみにこのお店には、お酒メニューはない。
いろいろお酒が入れ代わるからだろうか、いつもオヤジさんにお任せなのだ。
でも、やっぱり自分の好みは告げないと・・・ということで
お次は 「オヤジさん、純米のお米どっしり系でお願いします!」とお願い。
すると、出てきたのは 遊穂 。
薄紫色のラベル、これは 大阪の蔵朱 で飲んだやつだ。
あの時はお燗でいただいたけど、この日は冷たいので。なるほど、どっしりした感じ。
さてさて。
お料理はというと、これまたココでお料理メニューを見たことがない。
というか、この常連チームと行くと、お料理が勝手に出てくる仕組みなのか?!
あのーー、オヤジさーん、テーブルに乗りきらないんすけど・・・。
(これでも全部、写真に収めきれなかった)
しかも、これらのお料理の前にも、お通し代わり?に
キャベツ・鶏つくね・はつの薫製 がしっかり出ていて、まだお皿も残っているのに、出るわ出るわ。
ちなみに、このメンバーほとんどは、飲むと食べなくなるタイプ。
当然お皿はなかなか減らず。
しかし、何だか確信犯的に 「ほらほら、早く空けないと、刺身が乗んね~ぞぉ。」 と出してくれるのだ。
どれもこれも、とっても美味しい!
お刺身は築地で毎朝仕入れているもの、野菜にも拘っているらしく、新筍がほくほくコリコリ。
そして一番左下のお料理、これがとってもウマイ!
最初は肉巻き?! と思ったのだけど、これ、三つ葉の根っこ で巻いてあるんだとか。
根っこと茎の部分がコレ↓ 。
ここも食べれるのかなぁ~?なんて言っていたけど
「揚げてあるし、食べられるんじゃないですかね。」と、あっさりパクリ。
お味は、なんだか牛蒡みたい。イケルイケル。
さて、お酒は続いて 飛露喜 (の、何かはよく分からない)。
濃い~のを想像していたのだけど、意外と飲み口が柔らかく飲みやすい。
やっぱり少し飛露喜は変ってきたのだろうか?!
これは・・・美山錦 ?
こっちの方が芳醇で濃い感じ。
仲間うちでもお酒がまわりノッてくると、オヤジさんが、がさごぞと瓶を覆っている薄い布を剥いで
「ほれ」 と、得意げに一升瓶を見せてくれた。
みんなは 「おおー!!それ飲みたい飲みたい!」
(銘柄は失念・・・)
どうやらスゴイ?お酒のようだったので 「よく分からないけど、飲めるのね♪」 と、思っていたら
「今日はダーメ♪」
えぇ~~、そこまで見せといて、ダメって(涙)。
他のお店でそんなことされたら 「こらー!んじゃ、何のために仕入れてるんだ~。飲ませんかい!」
って話になりそうだけど、そうではなく、常連だけにはチラリと見せて
「今日は飲ませないけど、次来た時に出すから、近いうちにまた来てね (はあと)。」
と言っているように受け止めてしまうのは、オヤジさんのキャラのせいか。
ちなみに、決して可愛い外見ではない。(シツレイ・・・)
さて、最後に 美田 山廃純米にごり を。
最初に目をつけていたのだけど、オヤジさんには、これまた 「最後に出して あ・げ・る」 と言われたので
最後まで我慢していたのだ。
(ホントに出し惜しみするからじれったい~)
器にいれると・・・まっしろ。
一見、ミルクのように。
とろ~っとしているのだけど、ちょっとだけシュワシュワっと。
乳酸菌のような酸っぱさもあって、でも柔らかくて。
冷たいのでもとってもうまい!
ホントはお燗にして 地酒星人さんが言っていた
「ティンカーベルの放つフェアリーダストの如く、キラキラした酸味」 を味わってみたかったのだけど。
(言えばお燗にしてくれたかもしれないけど、忙しそうだったので、なんとなく遠慮)
帰り際には、「また来てね~ん♪」と、なんだか寂しそうに見送ってくれるオヤジさん。
これだから、また行きたくなってしまうのかもしれない。
[お店情報]
アクセス:東京駅八重洲口から徒歩5分
日本橋駅から徒歩3分
住所:東京都中央区八重洲1-4-11中村ビル1F
Tel: 03-3272-9500
定休日: 日・祭日
営業時間:月~金 11:30~13:30/16:30~23:00
土 予約のみ受付
[飲めるお酒]
お店のHPによると、
日本酒は500円~680円位で飲める、冷たい系のお酒がたくさん。
メニューがなくて、いつも入れ替わるとのこと。
全て生酒、限定品、ってところがスゴイ。
と、常連さんでもある日本酒好きの仲間に声をかけられて行ってきた。
八重洲の裏路地にある 魯句 (ろく)。
このお店、オヤジさんがかなり面白いキャラ。
でも日本酒に対する思いは熱~い。
そんなオヤジさんの趣味で全国から集めたという日本酒がたくさんあるのだ。
ちなみに、前置き。
このお店自慢のお酒は 「冷たいお酒系」 。
そして「限定品」に弱い人には嬉しいお酒がたくさんあると思われ、好きな人はたまらないだろう。
逆に、苦手な人は合わないかもしれない。
店内はとってもこぢんまり。
テーブル席のみでカウンターはないけど、板長が中でしっかりお料理をしているので、
オヤジさんは日本酒や料理を出しながら、いろんなお客さんに声をかけてくれるのだ。
そして、たまに (じゃなく、頻繁に?!) オヤジギャクが炸裂する・・・(笑)。
1杯目はやっぱり仕事後のビールが欲しいので、自分だけ生ビールをグビグビ飲んでいたのだけど
他のみんなは、いきなり日本酒から。
「待って~」と、早々にビールを切り上げ、オヤジさんに 「みんなが飲んでるのください。」 と注文。
すると、オヤジさんが 「女性だから、違うのあげる」 と、持って来てくれたお酒は・・・
吟醸初しぼり 雪ほのか ・・・でいいのかしらん。
知らないお酒。
しかも吟醸ですかー・・・純米がよかったなぁ、 と思いつつ飲んでみると、
確かに女性のようなおしとやかな綺麗なお味、でも自分にはちょっと物足りない。
ちなみにこのお店には、お酒メニューはない。
いろいろお酒が入れ代わるからだろうか、いつもオヤジさんにお任せなのだ。
でも、やっぱり自分の好みは告げないと・・・ということで
お次は 「オヤジさん、純米のお米どっしり系でお願いします!」とお願い。
すると、出てきたのは 遊穂 。
薄紫色のラベル、これは 大阪の蔵朱 で飲んだやつだ。
あの時はお燗でいただいたけど、この日は冷たいので。なるほど、どっしりした感じ。
さてさて。
お料理はというと、これまたココでお料理メニューを見たことがない。
というか、この常連チームと行くと、お料理が勝手に出てくる仕組みなのか?!
あのーー、オヤジさーん、テーブルに乗りきらないんすけど・・・。
(これでも全部、写真に収めきれなかった)
しかも、これらのお料理の前にも、お通し代わり?に
キャベツ・鶏つくね・はつの薫製 がしっかり出ていて、まだお皿も残っているのに、出るわ出るわ。
ちなみに、このメンバーほとんどは、飲むと食べなくなるタイプ。
当然お皿はなかなか減らず。
しかし、何だか確信犯的に 「ほらほら、早く空けないと、刺身が乗んね~ぞぉ。」 と出してくれるのだ。
どれもこれも、とっても美味しい!
お刺身は築地で毎朝仕入れているもの、野菜にも拘っているらしく、新筍がほくほくコリコリ。
そして一番左下のお料理、これがとってもウマイ!
最初は肉巻き?! と思ったのだけど、これ、三つ葉の根っこ で巻いてあるんだとか。
根っこと茎の部分がコレ↓ 。
ここも食べれるのかなぁ~?なんて言っていたけど
「揚げてあるし、食べられるんじゃないですかね。」と、あっさりパクリ。
お味は、なんだか牛蒡みたい。イケルイケル。
さて、お酒は続いて 飛露喜 (の、何かはよく分からない)。
濃い~のを想像していたのだけど、意外と飲み口が柔らかく飲みやすい。
やっぱり少し飛露喜は変ってきたのだろうか?!
これは・・・美山錦 ?
こっちの方が芳醇で濃い感じ。
仲間うちでもお酒がまわりノッてくると、オヤジさんが、がさごぞと瓶を覆っている薄い布を剥いで
「ほれ」 と、得意げに一升瓶を見せてくれた。
みんなは 「おおー!!それ飲みたい飲みたい!」
(銘柄は失念・・・)
どうやらスゴイ?お酒のようだったので 「よく分からないけど、飲めるのね♪」 と、思っていたら
「今日はダーメ♪」
えぇ~~、そこまで見せといて、ダメって(涙)。
他のお店でそんなことされたら 「こらー!んじゃ、何のために仕入れてるんだ~。飲ませんかい!」
って話になりそうだけど、そうではなく、常連だけにはチラリと見せて
「今日は飲ませないけど、次来た時に出すから、近いうちにまた来てね (はあと)。」
と言っているように受け止めてしまうのは、オヤジさんのキャラのせいか。
ちなみに、決して可愛い外見ではない。(シツレイ・・・)
さて、最後に 美田 山廃純米にごり を。
最初に目をつけていたのだけど、オヤジさんには、これまた 「最後に出して あ・げ・る」 と言われたので
最後まで我慢していたのだ。
(ホントに出し惜しみするからじれったい~)
器にいれると・・・まっしろ。
一見、ミルクのように。
とろ~っとしているのだけど、ちょっとだけシュワシュワっと。
乳酸菌のような酸っぱさもあって、でも柔らかくて。
冷たいのでもとってもうまい!
ホントはお燗にして 地酒星人さんが言っていた
「ティンカーベルの放つフェアリーダストの如く、キラキラした酸味」 を味わってみたかったのだけど。
(言えばお燗にしてくれたかもしれないけど、忙しそうだったので、なんとなく遠慮)
帰り際には、「また来てね~ん♪」と、なんだか寂しそうに見送ってくれるオヤジさん。
これだから、また行きたくなってしまうのかもしれない。
[お店情報]
アクセス:東京駅八重洲口から徒歩5分
日本橋駅から徒歩3分
住所:東京都中央区八重洲1-4-11中村ビル1F
Tel: 03-3272-9500
定休日: 日・祭日
営業時間:月~金 11:30~13:30/16:30~23:00
土 予約のみ受付
[飲めるお酒]
お店のHPによると、
日本酒は500円~680円位で飲める、冷たい系のお酒がたくさん。
メニューがなくて、いつも入れ替わるとのこと。
全て生酒、限定品、ってところがスゴイ。
会社が日本橋にあった時に大体八重洲で飲んでたので
八重洲には好きな立ち飲み屋があったんだけど
だいぶと行ってないな。