3月末にOPENしたばかりの 井のなか 

OPEN初日に行きたかったのだけど、先約があり訪れることができず
先に行かれた先輩たちのお話を、つばをのみつつ聞いていた。

かなりの繁盛っぷりのよう。
こりゃお店も大変そうだから、落ち着いたら行こうかな~、なんて思っていたけど、
やっぱりやっぱり、すぐにでも行きた~い!!

ということで、さっそく。

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入るとすぐにコの字のカウンターが目に入る。
思ったより沢山のお客さんが座れそうなカウンターは、ほぼ満席状態。
やっぱり賑わってるな~~!

と、カウンターの奥に目をやると、なんと姉さん夫婦が!

なんて偶然!しかも二度目!
しかし姉さん、目を会わせると 「まっき~!!絶対に今日来ると思ってたよ~。」としきりに言う。
さすが日本酒の血で繋がっている姉さん、何かこうピンと来るものがあったのだろうか。

姉さんたちの隣の、カウンターの一番隅に座ると、
カウンター内のお酒の瓶やお燗用のちろり、工藤さんたちの働きっぷりが良くみえる。

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壁側には蕎麦猪口がたくさん!
上の方には個人名が書かれていたりしている。「その方の専用お猪口だよ」ってことだろうか。
いいなぁ、こういうの。


エビスの生ビールを飲みつつ、メニューをみると、これまた何を食べてもウマそうなお料理!
お酒の種類も、お燗好きにはたまらないラインナップだ。

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姉さんたちにオススメを聞いて、
まず最初に、ホタルイカの沖漬け と 〆サバ をお願い。

併せてお酒も・・・と思っていたら、工藤さんが自ら
「今日の〆サバと一緒に飲むならね~、秋鹿かなぁ!」 と、オススメを教えてくれるのだ。

今度の〆サバは、思った以上に脂が乗ってるから、秋鹿でも微妙にキレきるかわかんないすけど
雄町あたりがイイですよ~。

そんな風に、食べ物と合うお酒、しかもその日の状況を見極めて薦めてくれることに感動!


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ホタルイカの沖漬けは、今までのイメージはもっと濃い紫色だけど、ココのはもっと透明。
漬かりすぎず、ホタルイカ本来の良い味わいが分かる。

そして、〆サバと 秋鹿 山廃純米70% 雄町 のお燗・・・

これがもうバッチシな相性!!ちゃんと〆サバの脂もキレていく~。
旨すぎて、お燗がどんどん進んでしまう。

さて、酒的ボヘミアンもいらっしゃった所で、もちょっと食べ物とお酒を・・・と
頼もうとすると、またもや工藤さんが
「ちょっと待って!今コレだすから!」 と何やらがざごそやっている。

そして出てきたのは

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レアなピンク色がとってもウマそう、そして噛み切れないくらいの分厚さのローストポーク。
(最初、ビーフだと思っていたら、ポークだったことが判明!)
全然脂っこくなく、お口の中でもぐもぐもぐもぐもぐもぐ・・・と肉を噛みながら
この時飲んでいた 扶桑鶴 特別純米 を流し込むと・・・

ウマ!!
扶桑鶴の柔らかい味わいが、淡白なローストビーフと、良いハーモニーを奏でる。


さらにさらに、驚きの連発!

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キッシュ、ゴルゴンゾーラ&サワー、セロリの葉っぱ には  竹鶴 生原酒 。

この食べ方を既に実践済みの姉さんが、
「工藤さんの代わりに私が教えてあげる!!」 と身を乗り出して、細かく食べ方を教えてくれた。

 「まず、最初に竹鶴で口を潤して。」 ?? ハイ、ぐび。
 「で、"キッシュ+ゴルゴ” 口に入れて・・・」 ?? うんうん、キッシュにゴルゴ乗せて、パクリ。 
 「ハイっ!すぐ竹鶴のむ!」 ?? はいっ、間髪入れずにっ!ぐび。

うぁ~、ウマイ!ゴルゴンゾーラ&サワークリームのシュワシュワ感が竹鶴にピッタリ! 

 「次ぎに、"葉っぱ+ゴルゴ” 口にいれて・・・ハイっ、竹鶴のむ!」
 「最後は、"葉っぱ+キッシュ+ゴルゴ” に蜂蜜をつけてぇ~~~ハイっ、またすぐ竹鶴!」 
 
ううーん、タマリマセン!!
最後の蜂蜜なんて・・・何なのでしょう、この組み合わせ!

セロリが、これまた不思議なことに、
竹鶴とゴルゴンゾーラそれぞれの良さを、より引き合わせてくれるのだ。
竹鶴とチーズは相性が良いと思っていたけど、これほどピッタリくる食べ方があるとは。

くー、ニクイ!工藤さん!
なんて素敵な出し方をしてくださるのでしょう。
お料理にお酒、その相性を考えていろいろ出してくれるから、嬉しくなってしまう。

工藤さん、実はセロリ嫌いで、「セロリが食べられないお客さんでも出せるように何か造って」
ということで生まれたお料理らしい。
なので、セロリ嫌いの人はぜひぜひチャレーンジ!!
あ、でもまだメニューにはなかったんだっけ・・・?!


そうこうして、ワイワイと飲んでいると、こんなのも出てきました。

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小笹屋 竹鶴 宿根雄町 15BY 

この竹鶴も、酒屋さんにも蔵元さんにも今やないらしい、15BY。
(後日談:そうでもないらしい)
「家にも○○を×年寝かせてますからね~あはは~。」
という工藤さんの家は、一体全体どんなスゴイことになっているのだろうか・・・。


ちなみに、ちゃんと飲む種類毎にお猪口を変えてくれる。

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カンザワさん作の小さな蛙がかわいい。
ブルーとグリーンの2種類ある。

これらを、自分達が頼むお酒 + 工藤さんから出してくれるお酒毎に出してくれるので
飲むペースの早い我々のカウンター上は、まぁ・・・当然こういう状態になるワケで・・・↓

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た・・・楽しすぎる!!
面白がってお猪口を集めて重ねて喜ぶ、自分と姉。
(やり過ぎると、倒れて割れてしまうので、要注意)


でも、こんな楽しい時間がすごせたのも、工藤さん始めスタッフの皆様のおかげ。
すっごく忙しそうなのにちゃんと相手をしてくれるし、
お酒や料理も、こちらから頼まなくとも、相性の良いもの同士を考えて出してくれるのだ。

だた座って口を開けているだけで、旨いものがポーンと入ってきて、
しかも新しい発見が楽しめるなんて、そうそう無い。

また、新たなお酒とお料理の新しい出会いを体験したいなぁ!


[お店情報]
墨田区錦糸2-5-2
電話:03-3622-1715
営業時間:17:00~23:30(金・祝前日は翌3:00まで)
定休日:日・祝

[飲めるお酒]
竹鶴、扶桑鶴は全種類
あとは秋鹿などなど、お燗に合うようなお酒がたくさん