休日出張で3連休の最後に仕事のため福岡にいた時、いきつけのお店 さくらの店長より
「常連さんの佐賀旅行による戦利品が届いた」 との連絡あり。

出張先の重労働でヘロヘロとはいえ、これはさくらに行かねば!と、
本日帰りの東京行き飛行機は18:30発だったが、ビールもツマミも我慢。
さらに「駅すぱあと」で、羽田から「さくら」最寄り駅の時間までチェックした。

カンペキ。よし、9時にはさくらに着ける!!



が、しかし。

疲労で頭が働かなかったのか、快特へ乗り換える時に「蒲田」という駅で間違えたらしく
反対方向の「川崎」へ…。
(言い訳その1:普通、快特などの乗り換えって、ホーム向かいじゃん!)

「川崎」 に着いた私は、ぶつけようのない怒りを抑えて、とりあえず逆方向のホームへ。
途中、懲りずに快特に乗るため、再び乗り換える。
今度こそ間違えないようホームを確かめ、電光掲示板を確かめ。

その乗り換え地点で、再び「駅すぱあと」で時間を調べると、8:55の電車で行けるようだ。

よし、このホームの次の電車も8:55発。これでようやく「さくら」に行ける。
焦る気持ちを押さえつつ、この電車に乗り込む。


しかし・・・あれだけ確認をしたのに・・・またもや恐ろしい事に。

電車に乗って程なく、お腹も減って疲労との相乗効果で、より一層イライラしていた私の耳に
「……のため、川崎へは先に参ります」というアナウンスが。

はい?「川崎へは 先に参ります」 だぁ~~?!

そんなはずは・・・そんなバカなことはない!!
と、思いつつも本当に着いた先はまたもや「川崎」。

何なんだ?!
ダークフォースの力か?!(映画の影響で、ちょっとカブれている自分)

「さくら」を想えば想うほど、遠くへ離れて行ってしまう!!なぜだ?!
私はただ、一刻でも早く「さくら」へ行きたいだけなのに。


2回も「川崎」のホームで電車を待つ私の目は
さぞかし怒りと憎しみに溢れた目をしていただろう・・・。
(言い訳その2:だってその電車も8:55発だったのだ!どこでどう間違えるっていうのだ?!)

こんなで、「さくら」到着時刻は予定の1時間半遅れ…。


でも、やっぱり来て良かった。

ドアを開けると、店長と、馴染みの顔が。
常連の兄ちゃんのお土産は、杜の蔵のワンカップ「杜氏の詩」 と 東一のミニミニ瓶 !!

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どちらも純米酒。こんな小さな東一もあるんだ、カワイイ。
これはおいおい家でゆっくり飲むとして・・・

常連さんからさくらへのお土産として頂いた、ちょっと変わったお酒が、こちら。

万齢 

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万齢というお酒は飲んだことがあるが、
それの、純米焼酎「おおち」を添加した“柱焼酎仕込み” だとか?!

新聞でも紹介されたとのこと。

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「味は保証できないよ」と忠告されつつ飲んでみると、
面白い!本当に日本酒を焼酎で割った味だ。
美味しいかどうかは…飲んでみてからのお楽しみということで…。


もう一つ、とっても美味しかったのが  宮の松 特別純米

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大好きな佐賀だというのに、宮の松は知らなかった!
とってもサラっとしていて美味しいのだ、これが。

ガツンとしたものはなく、上品な感じ。話を聞くと、今年の出来は良いとのこと。
また一つ佐賀のお酒を好きになった。


乗り間違えては “乗り間違えて” 電車に乗っている間は、空腹と疲労とイライラの中、
さくらへの募る想いと、何だかよく分からない怒りに、ダークサイド に引きずり込まれそうだったが、
美味しい食べ物と美味しい日本酒を飲んで復活!!

諦めて、家に帰らなくて本当に良かった・・・。