一人で飲むのは寂しい

確か、ずっと昔はそんなこといってた。

まー裏を返せば周りの目という自分の目を

気にして行動する若造だった。


屋台へ一人でラーメン食べ(お供に芋焼酎)に行っていたのと、発言が矛盾していたが、

そのことに気づいていない自分が恥ずかしい。。

しかも、ちょくちょくサラリーマンから焼酎をおごってもらって、楽しくやっていたのに。


今では一人で飲むことも増えた。

大してはずまないバーテンとの会話に見切りをつけて、ただゆっくり過ごすこともあれば、

こんなこともある。


カリラ(シングルモルト)の名前を見つけて、ふらっとBarへ。

店内には、その場にいない恋人を祝う女性とその仲間たちが。

なぜいないのかは、場の空気を察して聞けなかったが、

ごちそうになった甘くておいしくて高価なケーキは、幸福な味をもっていなかった。

人生は長い、大人はつらい、でも笑って生きる人間はかわいい。







そうして、今では、たまに家で飲むようになった。

学大の東急ストアには、大好きなビール「よなよなエール」がある。

華やかな香りと、さわやかな飲み心地。

何より”よなよな”という響きがかわいらしい。

連絡のずっと取れない恋人を思う女と酒の関係ではないが、

毎夜酒を口に運びたくなる、大人と酒の間にあるほろ苦い関係を連想してしまう。


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そして、東急ストアはワインの品揃えもいい。

お手軽な値段で大満足のワインとの出会いなんてこともある。

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スーパーの商品陳列言葉で、フェイスというらしいが、

1列並んでいるワイン(1フェイス)より、

3列並んでいるワイン(3フェイス)の方が

コストパフォーマンスが高いし、はずれも少ない。

ここから、ぶどうで選ぶか、地方で選ぶか悩んで、1本を選ぶのも楽しい。






こうして、酒を買って家までたどりつき、本気で酔ってしまうこともある(笑)

毎日これやってたら、周りからは寂しいやつと言われるな、こりゃ。

でも、自分で設定した、酒と過ごす時間を楽しむのは、もうやめられん。

自分の人生を謳歌しよう。時に、よなよな、酒と語らいながら。