不動産屋から、『ソレがとっても美味しい!』と聞いていたこのお店。

ついに、じっくりと煮込まれたソレを口にした。



夕方4時半。

腹ペコの二人は勢いいさんで店の前へ。






『準備中。。』






腹ペコで他の店を選ぶ気力も起きない。

彼女がドアをあけ、おねだり。


「腹ペコです。何か食べさせてくださ~い」


すると、開店までしばらくあるのに、OKしてくれた。

料理人の本質にせまる一言だったな。ナイス。


おしゃべりな彼女がオーナーシェフと会話をするのを

聞いていて、すごい店だということがわかった。


学大初のそのジャンルのお店をやりはじめたのは

30年近く昔のことだそうだ。

40~50人くらいをたばねてたシェフで、独立の夢を叶えるため、当時のお店を

業界でトップにしてから辞めた。


学大にはその系統の店が残らないという定説の中、敢えて頑固に店を構える。

しかも、メニューも看板も出さず。


はじめは遠方から車で来る客ばかり。必死で調べてきてくれたらしい。

でも、開店2~3ヶ月くらいで警察に怒られちゃったから車の客はすべて断った。


それから苦しい時代へ。



「料理はお客が納得するものだから。食べてみて判断してもらえればいい。」


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ちょっとお値段高めの料理は、どれも納得のいくもの。

見る見る、客足が増え、今日に至る。



「ここは何食べてもおいしいから、どんどん頼みなさい。」

俺らと同じく、フライングして店内にやってきた、マダムが子供等にそう言うのが聞こえた。


ここは学大のみんなにちょっと贅沢な晩ごはんを提供してくれる暖かい食卓だ。

地元に根付いたとっておきのお店です。


頑固なオーナーシェフの、しっかり作ったその料理を

食べたくなりました?


日の昇る方へお進み下さい。