この記事は前編の続きです。

狛江青年教室・狛プー
この名前を聞いて、どんなこと思いますか。
青年教室ってなんかつまらなそうやなあと思う人もいるやろし、プー太郎とはなんやねんと怒る人もいるやろし。
私は、「狛プー」ってなんておもろいネーミングなんやろうと思いましたが。

でも、何をやってる団体なのか、よくわからない人が多いんじゃないでしょうか。
私もそうでした。そこで。
見たままの狛プーを、そのままご紹介したいと思います。

まずは、毎年この時期に開催されている狛プーキャンプへの参加も今年で4回目になるというベテランをご紹介。

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因みに5歳。
彼がベテランということは、最年少はもっと若いんです。では、狛プーにおける若さ最上級をご紹介。

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勇ましい。惚れそう。
因みに2歳。まさにぴっちぴちです。
青年って何歳くらいから青年なんやろう。

いやしかし、狛プーは若いだけの団体ではありませんでした。
酸いも甘いもって感じの年齢層もバッチリです。ホラ。

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みなさん、包丁づかいがタイヘンお上手で。
そのへんの青二才どもとは人生経験の積み重ねがちゃうなあ。

夜ご飯の準備を仕切ってくれているのは、なんとホンマのコックさん。
パスタ持参で登場し、決して恵まれているとはいえない道具と火力と調味料で、次々と鮮やかに、そしてここ重要、めっちゃ楽しそうに、料理してくれました。

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「巨匠!」とお呼びしたら照れてしまわれた。
乱切りの正しい方法を教えてもらいました。
日々仕事で料理をする人が、プライベートでも楽しく料理をしているのって素敵やなあ。
・・・ん?仕事で料理?
ここってプー太郎教室とちゃうの?

一体、これは何の団体なんだ!?

どうやら、狛プーというのは、「何かをする」ための団体じゃないそうなんです。
だから「絶対参加しなくちゃいけない」という強制は原則的にない。「次はこれをしなくちゃ」という決まりもない。用事があれば(なくても)来なくていいし、したいことがあればどんどん手をあげていい。
「君は『青年』じゃないからダメ」なんて言われない。
集まってすることが「何」かは、そのときどき、大事なのはそこでコミュニケーションをとること。
そういう団体らしいんですよ。

コミュニケーションが確かなものである証拠でしょうか。なんでも、狛プー内で生まれた夫婦は、十組以上にのぼるとか。
「カップル十組!ホンマですか!!」
思わず興奮するワタクシ・独身・未年(婉曲表現)。
「カップルじゃない、夫婦だ!カップルまで数えきれるか!」
そんな狛プーは今年で活動14年め。
すごいすごーいと、ますます興奮する私には、
「いやでも、それ(出会い)目的でくると、何故か失敗するんだけどね」
と冷静な水が入ります。
ムムッ、侮れない。

そんなこんなで、初めましてだったのも忘れて楽しんで、短い一日は終わっていきました。
何をやったかというと、食べて飲んでしゃべってしゃべってしゃべって・・・。
でも、いいや。
仕事して家に帰ってくるだけじゃあ、出会えなかっただろう人に会えて。家に閉じこもってごろごろしてるだけじゃあ、聞けなかっただろう話を聞けた。
そんで、えーや。

最終バスで山を下って電車に揺られて狛江へ。
帰りつくまで、そらもうものの見事に、爆睡でした。

そうそう、「狛江プー太郎教室」の「プー太郎」は、仕事がないっていう意味じゃないそうです。ホンマは、精神が自由な有様を指してるんだそうなんですよ。
「コミュニケーションやってまーす」って、なんかこっぱずかしいような気がしてしまいますが。なんや、胸はってはよう言われへん気配があるような、と思いますが。
でも、それはもしかして。
私の精神が、まだ自由になりきってないから、なんかもしれません。

長くなりましたが、潜入レポートは以上です。

で、結局
「広報こまえ」にも載ってるのに何をやってるのかわからない団体
「狛プー」ってなんやのんという疑問をお持ちの方へ。
次の土曜狛プーは、9/17PM6:00~、狛江中央公民館。
テーマは「天職って、なに?」だそうですよ!
いきなり電話するのはちょっとってひとは、とりあえず、できたてホヤホヤBLOGでもいかがでしょうか。
今後の充実を期して!