はじめまして!このたび狛江(こまえ)コラムを担当させてもらうことになりました、はるかといいます。

狛江の住民になってまだ2年も経たない狛江素人です。その上、働きだしてから越してきたため、狛江にいる時間のうち、睡眠時間が相当なパーセンテージを占めております。狛江については、知らないことがいっぱい。歩いたことのない道いっぱい。行ったことのない店もいっぱい。
それでも住んでいれば、いろいろと感じることもあるもんで。
なになに、狛江ってちょっとええんちゃうの、おもろいんちゃうのと思ったことを、書いていきたいと思います。

読んで下さった方の気持ちを、1ワッショイずつ楽しくすることを目標にしています。あ、1ワッショイとは、「うきうき」とか「わくわく」とか「ムフ」とか「エヘ」といった、プラス方向の気持ちを測る世界共通の最小単位、になればいいなと私が勝手に思ってる単位ですよ。よかったらお付き合い下さい。でもって、よかったら、使って下さい、単位「ワッショイ」。目指すは2005年の流行語大賞です。・・・ちょい無理か。2006年のにしとこかな。

さてさて、話がずれました。ここは狛江コラムです。
ご存じ無い方もたくさんいらっしゃるでしょうので、ちょろっと狛江を紹介しておきましょう。狛江は東京の西の方にある、小さくのどかな街の名前です。新宿駅から、西方向に向かって出ている小田急線という私鉄に乗って、平均すると30分くらいです。各駅停車しか止まりませんが、狛江駅という駅があります。

なお、東京都狛江市は、新宿から遠い方の隣の和泉多摩川駅、それから新宿に近い方の隣の喜多見駅周辺まで含んでいます。喜多見というのはあれですよ、トーキョーワッショイの先輩ライターいづみさんがコラムを担当されている喜多見ですよ。電車で2分、歩いても15分くらいです。仲良くしてください、いづみさん。どさくさに紛れて告っときます。

因みに、新宿は東京の中心とされているあたりをぐるり環状に巡る山手線、その10時と9時の間くらいに位置しています。え、そんなことみんな知ってる?いえ、私は関東に出てくるまでよく知りませんでした。「池袋と新宿と渋谷を北から順に並べろ」と言われても、並べられなかったように思います。京都に住んでない人は、「川端(かわばた)と河原町(かわらまち)と烏丸(からすま)と、東から順に並べろ」なーんて、急に言われたかて困るでしょ?・・・多分。

また話がずれました。しつこいようですが、ここは狛江コラムです。自分で自分に言い聞かせています。

このように脱線しながら、狛江について気軽に語っていきたいと思います。
気になる方もいらっしゃるかと思い、最初にお断りしておきます。私はこの文章を関西弁で書いています。正しくは、生まれ育った京都の南の方(南山城地方などと呼ばれています)で話されている言葉を中心に、ブレンドされまくった関西弁で書いています。全国の人間が読むのに関西弁とは何事だとお怒りの方もいらっしゃるかもしれませんが、全世界の人間が読めるのに日本語でいいんだし。つーことで、ときおり関西風語尾なんかが付属していますが、さらっと見逃して下さい。書いてる私の中ではイントネーションも全て関西風ですが、文字ではなかなかそこんとこをお伝えできずに悔しい限りです。

東京って、ビルがいっぱいあって人もいっぱいおって、車がびゅんびゅん走って排ガスだらけで、緑がなくって息苦しいんやろな、という確固たる偏見が私の中にはありました。
でもね、狛江には、高層ビルはほとんどなくて、畑がいっぱいあるんです。よく晴れた日曜日には、腰のピンっと伸びたじいちゃんばあちゃんが恐るべきスピードでウォーキングに勤しんでるし、仲良し夫婦はチャリンコ連ねて買い物に繰り出してるし、若者は多摩川の堤防で割と健康的にだらだらごろごろ楽しそう、猫はまるまる太って追いかけっこをしているし、犬は腹出して眠ってます。なんて平和。

これも東京の一部なんて、東京ってもしかして結構素敵?などと、ようやく思い始めたところです。拙いコラムですが、お付き合いいただければ幸いです。

余談。
東京育ちの友人達はこう言って私を突き放すんですよ。
「ってゆーか、狛江は東京じゃないよー」
なんで!何があかんの?やっぱり狛江駅から徒歩5分の我が家に至るまでに、野菜の無人販売所が二カ所もあるこののどかさ加減!?

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今の旬は里芋、ほうれん草、水菜あたりのようです。
里芋200円、ほうれん草は150円。無農薬なので、ときどきなめくじなんかがついてきます。それだけおいしいってことよ?