世の中はクリスマスに浮かれているけれど、何故か私の心は浮いてない。

都会の派手なイルミネーションを見るたびに、心が沈んで行くのは何故?

いつも半身浴ばかりして、肩までお湯に浸かってないからだろうか。

お湯の浮力でぷっくりと浮くのも、たまには必要。

今日は少し浮いてみた。

心も浮きたい。


さて、先日会社の先輩から興味深い話を聞いた。

京王線、京王井の頭線の駅の中には、地名になっていない駅名があるということなのだ。

例えば下北沢。
北沢という地名はあるけど、下北沢は無い。

初めて知った。

若者に人気の下北沢。
実は下北沢じゃなくて北沢だった!
世田谷区下北沢という住所は存在しない。

たぶん東京に住んでいる人以外知らないと思う。

住んでいても知らないか。

千歳烏山も同じく。

烏山という地名はあるが千歳烏山は無い。

仙川はちょっと違う。

仙川という地名はあるが、読み方が違う。
駅名は「せんがわ」だけど、地名は「せんかわ」らしい。
ややこしい。

地元松山では聞いたことの無い話だ。
知らないだけかもしれないが。

ちなみに上北沢は、ずっと上北沢。

今も昔も上北沢。
お隣桜上水も、もともとは上北沢だったらしい。
数十年前に町村整理が行われて、桜上水という地名ができたということだ。


もう一つ。

上北沢と下北沢の関係。

上と下なのに、全然くっついていない。
上北沢の中に上北沢駅があって、北沢の中に下北沢駅があるのだが、その間にいろんな街を挟んでいる。
地図上は確かに上北沢が北で下北沢は南。
しかし、上から下へ行くのに電車で15分はかかってしまう。

でもよくよく考えてみれば、地名は上北沢と北沢の2つ。
北沢の上にあるから、上北沢。

それでいいのか。

深く考えることではないのか。

・・・ならいい。

そういえば、上高井戸と下高井戸も地図上では微妙な位置関係だ。
ほぼお隣関係。

高井戸東と高井戸西の南に、下高井戸があるのは分かる。
しかし、上高井戸も高井戸の南にあるというのはどういうことだ?
北沢の上だから、上北沢。
しかし、上高井戸は高井戸の下。

よく分からない。

でも、幸いなことに上高井戸と下高井戸はくっついているのだ。

良かった。

・・・何が?


おまけ。
こないだ久々に「リ楽イン」へ行った。
先月、八幡山の女性がワッショイを見て来店してくれたらしいのだ。
夏には、桜上水の男性が同じくワッショイを見て来店していたとか。

嬉しいことを聞いた。

自分が紹介したお店に、実際に足を運んでくれる方がいるなんて。

ちょっとだけ心が浮いた瞬間だった。