ぬるい夜風の帰り道。当たる風にも秋の気配。

コンビニ前の木の下で、ふと目に入った蝉の亡骸。

昼間鳴いてた蝉かどうかはわかりゃしないが。

「秋の訪れは遅いでしょう」だなんて、

どんなにヒトが騒いだところで。

彼等に与えられた時間は変わらない。

ただひたすらに、まっすぐ生きて、死んでいく。

ただそれだけのこと。

夏の終わりは、いつも置いていかれた気持ちになる。

自分の気持ちが夏のままだからか。

ぬるい夜風の帰り道。

季節も蝉も、そろそろ私も、夏の終わりへ。

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