関東の人は冷たい。これは一般的に正しいのかもしれない。冷たいというよりこれだけ人がいたら全員に気を使う事なんてできない。まわりの人間がアリの大群のように感じてしまう。でもほんまはみんな結構優しい。東京までの乗り継ぎを聞いた時もそうだった。喜多見駅で一人の女性に東京までの行き方を尋ねた。その女性は親切にも新宿まで一緒に行ってくれたうえに、JRの改札まで教えてくれ、イオカードをすすめてくれた。今ならわかるこの作業も当時の私にはとてもありがたくて、今でも心に残っている。何かあったらまたいいなさいと恩師のような言葉をいただいたこの女性は喜多見の住人。またどこかでお会いしたいものです。