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江戸時代からという老舗の店舗や、風情あふれる木造家屋たち。
いつ来ても子供たちで笑い声の絶えない駄菓子屋なんかも
自分の幼いころと何一つ変わらない風景だ。
かと思えば背後にそびえ立つぴかぴかの超高層建築、
ノスタルジックと最先端が同居するこの不思議な光景は、中央区の佃。
徳川時代より佃煮で知られた、月島のお隣さんである。 
 
 
墨田川より入り込んだお堀に架かる、朱色の佃小橋。
その背後にそびえる煙突に、迫力ある"日の出湯 大栄マンション"の文字?
中央区にも少なくなった銭湯だが、この小さな佃には未だ2軒が現存する。
家康ゆかりのちゃきちゃきの下町、風呂好きの江戸っ子気質を思えばそれも納得だが、
漁師町に銭湯が多いというのも昔から囁かれてきたことだ。
すぐ目の前の堀にはいくつも浮かぶ、無人の小船たち。
海鳥の哀しげな声が、墨田川の方から近づいては過ぎ去ってゆく。
 
 
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○ 日の出湯

住所 東京都中央区佃1?6?7
電話 03-3532-1629
営業 15:00~24:00
定休日 なし