店先から玄関に屋内まで、花と緑に包まれた一の湯。
だがこの日浴室に立ち込めていたのは、それらとは異なる甘酸っぱい柑橘類の香り。
そしてなにやら、見慣れないものが揺らめく奥の湯船。
 
 
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たしか今日は12月21日? 思い出した、冬至だ。
古来より受け継がれてきたニッポンの伝統、柚子湯。
この日浸かればその冬は風邪を引かないと伝えられ、
平成のこの時代にも多くの銭湯がいっせいに柚子を浮かべる。
一の湯も例外ではなく大きな玉っころがぷかぷか、
一番風呂の新鮮なお湯も心なしか深みを増して見える。
 
 
それほど長く浸かっていたつもりはないのに、地黒の肌も赤ら顔。
真冬の表に出ても一向に汗が引かないのは、
どうやら小春日和となった陽気のせいだけではないようだ。
 
 
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○ 一の湯

住所 東京都大田区西六郷1?19?11
電話 03-3732-0938
営業 16:00~24:00
定休日 10,20,30日(日曜、祝日は前日休)