まだ開通したばかりの舎人ライナー始め、多くの路線が交差する日暮里駅前。
駅舎こそだいぶ大きく立派になったものの、ここから三河島にかけての下町には
未だ多くの銭湯が残っており、古き良き時代の面影を残すものもちらほら見られる。
そのひとつが、玉の湯だ。
 
 
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 おや、今日は早いじゃないか?
丸刈りの壮年男性と、長髪を結った若者との暖かい会話に始まる午後3時。
地下130mから掘り上げた天然水が自慢で、
鉄、亜鉛、ミネラル豊富なお湯の温まり方には定評がある。
 
ぴかぴかにニス塗りで仕上げ、小奇麗に整理された脱衣所。
見渡せば、そこら中に大きな手形やサインの額縁が。
これらは近所の武蔵川部屋に属した力士たちのものだといい、
現役時代には和歌乃山関らがしょっちゅう入りに来たのだそうな。
大きな湯船に並々と注がれたお湯も、彼らが稽古終わりに訪れた後には
すっかり減ってしまっていたことだろう。
おかみさんの話に、他の入浴客があんぐりしている様がありありと浮かんでくるようだ。
 
 
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○ 玉の湯
 
住所 東京都荒川区東日暮里6-40-20
電話 03-3891-2626
営業 15:00~23:30
定休日 月曜