「桜なら、ここは見ておいた方がいい!」と言われて、
常盤橋公園という場所まで、葉桜を覚悟でお昼がてら見に行く。
神田駅から南に徒歩5分ほど、線路沿いにぶらぶら歩くと高架下に見えてくる。

常磐橋公園 桜と花壇 常磐橋公園 桜と石垣
きれいなシダレ八重桜。
そして園内にはなんと江戸時代の見張り台の石垣が残されている。
桜とマッチしてて、なんともいい雰囲気。
花壇に座れるし、ベンチもけっこうたくさんあるので、
お弁当スポットとしてもいいんじゃないだろうか。

石垣に登ったらさぞよい眺めなんだろうと思ったら、
柵があって途中までしか登れず。
まあ、重要な史跡ですからね。

常磐橋公園 お弁当
おそば屋の更科大一庵で買ったお弁当を広げる。
紙にくるんであって、昔の旅人みたいな気分だ~。
鶏肉にピリっと山椒がきいててうまい。

常磐橋公園 旧常磐橋 常磐橋公園 旧常磐橋
そして公園の名の由来となっている、旧常盤橋。
これは江戸のころからあったそうで、
明治に改装された、都内最古の洋式石造アーチの橋だそう。
眺めているとなんともロマンチックな気分。
「西洋諸国に、追いつけ、追い越せ!」なんて言ってた時代を
想像させてくれる。
橋から神田方面に振り返ると、日本銀行の荘厳な建物が。

園内には「渋沢栄一」さんの像まで。
日本資本主義の父ですね。
なぜこの場所にあるのかは、少々謎なのですが。

こんな場所が近所に残っていたなんて。
やっぱり懐の深い街だな・・・。
常磐橋公園

常磐橋公園
東京都千代田区大手町2-7-2