ずっと食べてみたかった、池波正太郎が愛した、有名な万惣フルーツパーラーのホットケーキ
近いから・・・と後回しにしてたのだが、やっとこさ実行に移せた。

淡路町駅から少し秋葉原方面に歩くとある万惣ビル。
ビルの1階はフルーツ売場になってて、フルーツパーラーは中2階と2階。
夜間は中2階は営業していないようで、2階に上がった。

広々とした店内で、白いエプロンの"女給さん"のようなウエイトレスがうごき回っている。
お目当てのホットケーキとコーヒーを注文し待つ間、ランチョンマットにのっている、「ホットケーキのおいしい食べ方」なる図解を眺めていた。

(1)バターをたっぷりと塗る。(2)自分好みのサイズにカットする。(3)シロップをたっぷりかける。

途中、ウエイトレスさんのコツコツ歩く音とともに、他の人が頼んだホットケーキのあまい香りが何度も通り過ぎる。 これがまた空腹を誘う。

やっとホットケーキが自分の元に届けられる。
「ホットケーキのおいしい食べ方」は無視し、(2)カットを飛ばして、まずバターとシロップをいっぱいかける。
フルーツパーラーの入り口にあった立て看板のホットケーキの写真が、シロップがたっぷりかかって美味しそうに見えたから、真似っこ。
バターが器にこんもりと盛られているのも、「惜しみなく使ってください」という感じでなんとなく好きだ。

切ったホットケーキを口に運ぶと、思いのほか表面がカリッとしていて香ばしい。
こんなサクッとしたホットケーキを食べたことがあったかしら、とちょっと目からウロコ。
ただ、ご覧のとおりシロップをかけすぎた。絵になるかなぁと思ってほとんどかけてしまったのだった。
中身がフワフワなだけに、大分染みこんでおり、余計に甘かった。
でも、甘いものは幸せな気分にしてくれる。

江戸幕末から続く果物商の万惣。 「宮内庁御用達」として、贈り物を選ぶお店として人々に愛されてきた。
昔からあるお店だが、人々を飽きさせない努力がメニューにも感じられる。
他の人が頼んでいた、秋限定の「マロンホットケーキ」も美味しそうだったし、定番のフルーツパフェやフルーツオムレツも気になる。
1階で売っているフルーツサンドや、マンゴープリンなんかもおいしいらしいので、万惣さんには幾度も足を運ぶことになりそうだ。

それにしても池波正太郎氏のアンテナはすごい。
食通でも有名な、氏の好んだ店が神田界隈にかなり多いのだが、あんこう鍋のいせ源、そばのまつや薮そばなど、長く愛されている名店ぞろいなのだ。

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万惣フルーツパーラー
定休日 日曜・祝日
電話 03-3254-3711
住所 〒101-0041東京都千代田区神田須田町1-16 万惣ビル 中2階、2階
営業時間 11:00~20:00 ラストオーダー
http://www.manso-kanda.co.jp/