瀬戸内に浮かぶ直島に行ってきました。
東京からも多くの人が訪れています。

それぞれの時間、それぞれの物語。
直島で見かけた東京人を描いたスケッチに、想像でストーリーを添えました。



【旅人7】読書でひとり旅



直島に向かうフェリーに乗り込むと、さっそくビールと読書だ。
この調子で、島でもぐうたらと本を読んで過ごすつもりである。

読書が好きだ。
どこにいても、本は自分を知らない世界へと連れ出してくれる。



今回の直島滞在での予定は、特にない。
唯一、直島から更に海を渡って犬島に行くつもりである。

犬島には、銅の精錬所の遺構が状態よく残っており、
直島同様にアートプロジェクトが進行していると本で読んだ。

精錬所の役割を終え、90年を経過しても、
尚そこに残り、瀬戸内を見つめ続ける建物に「会いたい」と思った。



直島と犬島の日常と非日常、本を読みながら行ったり来たり。

おなかがグウとなれば日常にグウと戻される。
直島に着いたら、何を食べようか。